ガストなどを運営するファミレス最大手のすかいらーく(3197)が
優待制度を変更するとしてホルダーが大騒ぎになってますね。
20年12月期第1四半期で赤字に転落し無配になるも優待は継続されたため
株価は下がらずむしろ上がっていったのですが6月更新の四季報では中盤壊滅的と書かれ
第2四半期でも大赤字を叩き出し、さすがに怪しいなと囁かれていました。
継続企業の前提に関する重要事象等が付きましたからね。
倒産するリスクのある中での優待維持だったのですが
見通しが良くないと思ったのか、ついに優待にテコ入れが入るようです。
100～299株 6000円→4000円
300～499株 20000円→10000円
500～999株 33000円→16000円
1000株以上 69000円→34000円
300株までの株主以外は半額になる感じですね。
むしろよく優待維持を継続したなと思う。
新しい生活様式の中で以前のような利益を上げることは不可能に近く
それでこの優待維持は会社の首を絞めることになりかねないってのに。
まあ優待廃止なんてしたら株価は大暴落し連日のストップ安を食らい
本当の意味で終わってしまうので、下げてでも死守しようって感じだと思います。
伸びしろのある企業でもない限り、無敗で優待なしは持ってる意味がないですからね。
今回の決定で将来的に優待廃止の可能性が見えてきたせいか
夜間取引のPTSでは10%以上下げています。
それでも掲示板では優待廃止じゃないから買い時と言ってる人もいるけど
個人的にはこのままの売り上げが続くのであれば優待廃止になると思ってます。
手を出すのは落ちるナイフを拾うようなもの。
四季報でも弁当じゃ補えないって言ってるし、9月18日発売の秋号ではなんて書かれてるか。
さすがに倒産はないだろうけど、客が戻ってこないのであれば優待維持は厳しいかと。
4月6日に年初来安値の1350円を付け、9月10日現在1684円まで戻ってきてましたが
この優待改悪の発表、いったいどこまで下げるか気になるところです。
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