銃所持の強硬な支持派として知られる米フロリダ州の女性が、4歳の息子に誤って銃で撃たれて負傷したことが10日までに分かった。
これまた数奇な話ですね。
アメリカではたびたび乱射事件が起き、銃規制が叫ばれる中
銃所持を強硬なまでに支持していた女性が4歳の息子に撃たれるなんて。
彼女の住むフロリダの州法では子どもの手の届く場所に
銃弾を込めた火器を保管したり放置したりすることを禁じているそうだけど
息子に撃たれたってことはその辺に放置していたんでしょうね。
しかもすぐ撃てる状態で。
今回、誤射が自分だったからよかったものの
万が一、息子自身に当たって死亡していたらどうするつもりだったんだろう。
管理の適当さに息子より拳銃の方が大事なのかよって思うわ。
Facebookでは息子は22口径の銃で射撃を行ったと自慢してたようだし
元から銃に魅せられ過ぎて何が大事なのか分からなくなっているように思える。
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こういう事があったらやはり考え方がガラリと変わるのだろうか。
それとも自分が銃を持っていれば撃たれることもなかったとでも思うのかね?
今回、彼女は病院に運ばれ容態は安定しているようですが
自分が死ぬ可能性もあったし何より息子を殺人犯にしてしまい
一生、母親殺しの罪をかぶせてしまう可能性もあったってことを理解してるのだろうか。
自分自身の価値観と不注意で。
銃は危険なものだという事を身を持って体験できてよかったんじゃない?と思ったけど
これでもなお銃を推進する発言を繰り返すのであればもう何も言えないね。
さすがのアメリカでもネット上で袋叩きにあいそうです。
この手の問題ってなんとなく死刑廃止論者に似てるなと思います。
死刑の廃止を訴えている人物の家族が惨殺された場合
その人はいったいどういった対処をするのかと考える。
ガラリと考えが変わり死刑推進派になるのか
それとも自分の家族が残忍な方法で殺されたけど
殺人犯にも生きる権利はあります!国家による犯罪は!などと言うのかね。
今回も同じように銃規制推進派に変わるのか
それとも4歳の息子に母親殺しという重い十字架を背負わせそうになったけど
銃の所持は推進します!というのだろうか。
出来れば容態が回復して事情を聞いた後
彼女が一体どういった発言をし行動したかもニュースに取り上げてほしいものです。
まあ子供の手の届くところに銃弾を込めて置いておいたので逮捕されるだろうけど。
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