すかいらーくホールディングス <3197> が5月21日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前損益は8.1億円の赤字(前年同期は41.7億円の黒字)に転落した。
こればっかりはしょうがないですね。
ガストなどを運営するすかいらーくが第1四半期の決算を発表したのですが
連結税引き前損益は8.1億円の赤字に転落したそうです。
前年が41.7億円の黒字なのを見ても、かなり厳しい1Qとなりましたね。
新型コロナウイルスの影響で客足が止まり、赤字転落となったのですが
1~3月期でこれって事は、4~6月の2Qはさらに厳しい事になるんじゃない?
1月2月は減ってきていたとはいえ、まだ普通に営業してたわけだし。
前年比で2月は△0.4%、3月は△23.9%ですし
4月に至っては△58.2%となってますからね。
さらに厳しい状況になりそう。
今回の赤字転落によって前期の配当は無配となり、後期の配当は未定となるも
株主優待券の方は維持されるとIRには明記されていましたが
あくまでも現時点で今期の株主優待制度を変更する予定はなしとの事。
現時点ってのがみそですね。
今回は優待維持を決定したけど後の業績が戻らなかった場合
優待を以前の100株1000円に減額するか、優待制度の廃止に至りそう。
正直、おいしい優待制度ありきの株価なので
それを切った場合の下落を考えるとなかなか踏み切れないでしょうね。
伸びしろのある低位株とかならまだしも、無配で優待なしとか持ってる意味ないし。
それを分かっているからこそ優待より先に配当を削ったんだと思う。
でも大口の株主にとってはこの無配と未定はかなり痛いですね。
通期の業績予想も引っ込めて未定になっちゃったし。
緊急事態宣言も6月までには全都道府県で解除される運びになりそうですが
そこから客足がコロナ前と同じに戻るとも思えないので
飲食業界は厳しい状況が続きそうです。
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