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トヨタが自動運転やAIの実験都市を静岡に作ると発表 5年以内に2000人居住を目標

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トヨタ自動車は7日(米国時間6日)、あらゆるモノやサービスがつながる「コネクテッド・シティー」(つながる街)の実証都市を静岡県裾野市につくると発表した。

凄い未来感!

ウーブン・シティ

都市の名前はウーブン・シティというそうですが日本の街なのになぜ横文字?ってのはさておいて
自動運転を始め、AI、ロボットなどの実験を行う都市を作るって凄すぎない?
実証実験のために都市を丸ごと作っちゃおうなんて、さすが世界のトヨタ。

小説や漫画の世界の話みたい。

富士山のふもと静岡県裾野市に作る計画で5年以内に人が住めるようにして
まずはトヨタの従業員や関係者ら2千人ほどが実際に暮らすことを想定するそうだけど
これを聞いて思うのはレベル4以上の自動運転技術ってまだまだ先なんだなという事。

5年以内に住めるようにして実験を行い始めるって事は
少なくとも5年以内にレベル4~5の自動運転はトヨタでは出来ないって言ってるようなものだし
そう考えると世界に後れを取る可能性もありそうです。

■自動運転の定義 ・レベル0
ドライバーがすべての操作を行う。

・レベル1(運転支援)
自動ブレーキなどシステムが支援を行う状態。

・レベル2(部分自動運転)
システムがドライビング環境を観測しながら、複数の操作を行う状態。

レベル3(条件付自動運転)
限定的な環境下若しくは交通状況のみ、システムが操作を行い
システムが要請したときはドライバーが対応しなければならない状態。

・レベル4(高度自動運転)
高速道路のみなど特定の状況下で操作を全てシステムが行い
その条件が続く限りドライバーが全く関与しない状態。

・レベル5(完全自動運転)
無人運転。考え得る全ての状況下及び、極限環境での運転をシステムに任せる状態。
ドライバーの乗車も、ドライバーの操作のオーバーライドも必要ない。

アメリカなどではレベル4を販売しようかなんて動きも見せていて
中国では人権無視の開発が出来る中で日本はえらい慎重路線だなと。
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以前、海外勢がレベル4以上の自動運転車に積極的姿勢を見せている中で
トヨタは安全性を理由に消極的なコメントをしていたのを見ても
日本というお国柄が出てるなと感じる場面もありました。

誰かがやったものに乗っかるのは強いですが
誰もやった事のない事をやるってのに極端に弱いですからね。
法律もついてこないですし。

せっかく技術があるってのに本当にもったいない。

自動運転の街

とはいえ、日本でもハンドルのないバスが公道を走るという実験を行ってますし
ベンチャー企業がタクシーの自動運転営業を世界で初めて行ったってのありましたし
大手よりベンチャーが積極的なイメージがあります。

ハンドルのない自動運転バス、公道での実証実験開始 レベル4の自動運転にテンション上がる
日本が世界で初めて自動運転タクシーを営業へ 2020年には完全自動運転タクシーの普及目指す

トヨタの人はレベル4の自動運転実現には相当時間がかかると話してましたが
実際のところどうなんでしょうね。

この都市での実験は自動運転だけじゃなくAIやロボット、iotなどもやるようですが
法律が追い付かなければ何の意味もないので、官民一体となって取り組んでもらいたいですね。

与党も野党も日本のために仕事をしてほしいわ。
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