米テキサス大学の医療研究チームは、髪が白くなるメカニズムを解明した。
確かにこの一文だけを見ると凄い発見のように思うけど
最後まで読んでみるとあまり期待できないのではないかなという印象でした。
ニュースによるとメラニン色素が無くなると白髪になることは分かっていたんだけど
メラニンを作る色素細胞については謎が多かったそうなんですが
神経の発達を司る「KROX20」というタンパク質が
地肌の奥にある毛包幹細胞に影響していることを突き止めたんだとか。
これだけ聞くとよく分からないけど毛包幹細胞を遺伝子操作すれば
白髪になるってことだと思います。
で、何が期待できないかというと今回のマウス実験で遺伝子を操作したところ毛の色が白くなり
さらにタンパク質のKROX20を作る機能を失わせたたら
毛が成長しなくなって抜け落ちたとありました。
確かに白髪のメカニズムは解明してるけど普通の状態の毛を白髪にし
さらにはハゲさせるとか意味ないじゃんって。
こちらとしては白髪から黒へ、もしくは白髪を防ぐことが望みなのに
なぜ老化させた上にハゲさせるのか。
まあ白髪のメカニズムの解明だから合ってるっちゃ合ってるんだろうけど
このメカニズムをどうやって治療薬に結びつけるんでしょうね。
老化は簡単だけど若返らせるのは難しいのと一緒で加齢に勝てるかが疑問。
白髪から黒髪に復活はかなり厳しいような気もします。
これからの研究次第ってところだろうけどかなり難しいだろうな～。
後々、白髪を黒髪に戻せるのであれば最高の発見だわ。
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