M-1グランプリに変わり年間最強漫才師を決めるTHE MANZAI。
年齢制限・芸歴問わずプロの芸人がその技を見せる大会が行われたので
その感想を書いていこうかなと。
■最高顧問
ビートたけし
■MC
ナインティナイン 佐野瑞樹 三田友梨佳
■審査員
西川きよし 秋元康 テリー伊藤 関根勤 大竹一樹
渡辺正行 木村祐一 天野ひろゆき 高須光聖
■優勝賞品
フジテレビのレギュラー番組(新番組)
【副賞】
『笑っていいとも!』(12月19日出演)
『めちゃ×2イケてるッ!』(やべっち寿司)
『キカナイト』 ほかフジテレビのバラエティ番組
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まず決勝ルールなんですが簡単に説明すると
決勝予選に上ってきた15組、敗者復活が1組の計16組が各4グループに分かれ
4分のネタを1つ披露。
各グループの勝者を決め次へ進出。
決勝は4組で争われ4組中最も票を集めたものが
栄えある初代チャンピオンになる。
投票なんですがまあ視聴していた方は分かってると思いますが
1人1票のプロの投票員がいて全部で9票。
そこへ携帯、スマホで参加できる一般票が足されるというもの。
一般票はM-1第1回大会の二の舞を避けるためグループの1位に1票入る寸法になってます。
という訳で一通り説明が終わったので感想を。
■Aグループ
1.囲碁将棋 (予選15位)
ネタ合わせを休んだら罰金という漫才なんですが
トップバッターのプレッシャーってのは感じなかったですね。
休んだ理由でボケてたのですが何で途中ボケツッコミが変わったんでしょう。
変わったというかタモさんの部分はいらなかったような。
若干お客さんもあれ?こっちもボケるの?ってなってましたし。
流暢にしゃべってましたがあまり面白くはなかったかな。
2.チキチキジョニー (予選11位)
女性漫才師にありがちな顔いじり漫才。
昔ながらの女漫才師って感じがしましたが良かった。
みんなうまいね~。
加藤ミリヤに生まれ変われば?に対して何かええわってのが面白かった。
ちなみに俺は上野樹里が一番好きな男です。
3.ナイツ (予選6位)
M-1の時と同じ感じのボケの速い漫才。
ナイツの漫才は大笑いがないのが特徴なんですよね。
仮に大笑いがあったとしても次のボケを聞き逃してしまう可能性があるから
どうしても飲み込んでしまいがちになる気もする。
これはボケを楽しむよりツッコミを楽しむようになってます。
個人的にナイツの漫才の形は好きではなかったですが
全体的によかったし布袋のくだりは微妙に似てて面白かった。
4.磁石 (予選2位)
ボケが破天荒な感じがするけど意外としっかりとした漫才ですね。
拍手のボケところが客席にスイッチされててもったいなかったですが。
俺はあまり引っかからなかったです。
決勝進出者はナイツに決定。
まあこのグループならナイツでしょうね。
ボケの数もそうだけどうまい事喋ってましたし面白かったので。
■Bグループ
1.Hi-Hi (予選14位)
売れてこそないですがものすごい舞台慣れしてる感じがしました。
めちゃくちゃになったとしても立て直せるよ的な余裕を感じた。
メガネスペースハゲクリックは面白かったな。
ただマイクから離れた時、声小さくなったのが痛い。
あれはスタッフの方のミスですね。
何やるか分かってるんだから気を抜かずに追いかけてあげればよかったのに。
せっかく調子が良かったのにね。
2.テンダラー (予選7位)
ベテランならではの落ち着き、余裕がありましたね。
必殺仕事人のタカターのウケこそあんまりでしたが
顔と合わせてだんだん面白くなっていきました。
流れもよかったし。
3.スリムクラブ (予選4位)
独特の間合いは健在ですね。
これ1回だけしか通用しないかなって思ってましたが1年の期間を経てみると
また面白いですね。
スリムクラブのいいところはこの間合い+フレーズセンスなんですが
今回ちょっとフレーズセンスの方がいまいちだったかなという印象。
M-1ほどの爆発力はなかった。
4.ハマカーン (予選3位)
ゲスの極みってのが決めゼリフなんですかね。
そこまでなのにキャーってなってたので。
神田うのの実弟らしくバーターでよく仕事をさせてもらってるそうですが
また来年もお世話になりそうです。
3票で3チーム並びましたがHi-Hiが国民ワラテンを獲っていたので決勝進出決定。
俺はHi-Hiかテンダラーどちらかがいくかなと思ってたので順当かなと。
■Cグループ
1.学天即 (予選9位)
厳しいな。
会場もびっくりするくらい笑いが少なかったですし。
ボケの方が誰かに似てるなって思ったけど思いだす事もせんでええわって。
辻道連の透?でしたっけ。
覚えられないです。
2.博多華丸・大吉 (予選13位)
華丸さん、声ちょっと枯れてたというか児玉さんのものまねしてんのかと思うくらい
しゃがれてたというか出だしがちょっと聞きとりづらかった。
その後は声しっかり出てたけど。
優勝候補の筆頭でしたが俺はそこまでかなって印象。
ものまね・・・するかと思ってたしみんなも待ってたはず。
3.アルコ&ピース (予選10位)
キングオブコントで浜ちゃんが無名の若手にコメントを聞くと
コンビ解散・消えるというジンクスがあるのですがそのコメント求められたコンビ。
マリオの歌を止めてこの歌、歌詞ないでしょまでの変な間は何だったんだ。
このツッコミの子が変な間の取り方してるのが気になる。
せっかく歌がいい感じに進んでるのに。
呆れた感じを出したいんだろうけどもうちょっと早めに突っ込んでもいいと思う。
全部変な間が空いておかしく感じました。
4.パンクブーブー (予選1位)
前回のM-1と同じ感じのネタだな。
久しぶりに見るとやっぱこのネタは面白い。
ただ思い出したのか後半飽きが来ちゃったのが・・・
でもさすがM-1王者って感じしました。
このグループはもうパンクの圧勝ですね。
それ以外は考えられないって感じでした。
■Dグループ
1.エルシャラカーニ (予選12位)
このパターンの漫才は面白くなりそうな感じしたのですが
前半、乗り切れなかったです。
でも思ったより後半盛り上がりましたね。
前半だめだと後半もダメになるようなネタだったのですが。
もうちょっと練り込めばそうとう面白くなる漫才かなって。
今回は残念でしたけど。
2.千鳥 (予選5位)
M-1などいいところまで行き、評価も高いのですがなかなかパッとしない。
でも今回は良かったな。
野球好きの俺としては2回目の智弁和歌山は面白かった。
白平(はくべい)がいいキャラしてましたね。
3.ウーマンラッシュアワー (予選8位)
居酒屋のバイトリーダーと新人の設定漫才なんですがものすごい技術だな。
あの早口を一切噛まないのは本当に凄い。
そして面白い。
バイトの心理や内部状況をうまい事表して爆笑獲ってましたね。
最初設定を聞いた時、フルーツポンチのような感じになったら嫌だなと思いましたが
全然違う感じでテンポもよく噛みそうで噛まないあのドキドキ感も味わえ見ごたえがあった。
決勝予選の中では一番ウケていたと思います。
ただそこばかりに目が言ってたなと。
4.銀シャリ (ワイルドカード)
ツッコミ長いなって思ってた時の喋り過ぎ喋り過ぎというのが良かったな。
でもそれだけだった。
てか今日歌ネタ多いですね。
ちょっとその辺がマイナスになったのかウケがいまいちでした。
替え歌は悪くないのですが・・・
ここは千鳥が決勝進出。
ウケ的にはウーマンかなと思ってましたが
やはり早口のところだけが笑いどころってのがダメだったんかな。
あの早口は凄かったんですけどね。
白平のキャラ勝ちか。
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■決勝戦
1.Hi-Hi
会場が自分の思ってる以上にウケてましたね。
俺はあんまりでした。
ちょっと思ったのはボケがアンタッチャブルのザキヤマに似てますね。
芸風というよりあの適当な感じが似てるなと感じました。
ケンシロウのくだり面白かったな。
2.ナイツ
上野樹里がいじられまくりでよかった。
てか何度も自分の名前を呼んでしまうものまねもよかったね~。
極めつけはのりPのことを生放送で漫才に入れたのが面白かった。
ヒロインをヘ口インってボケたり、ピー音入れるってのりピーーーってのも。
ナイツが2本ともよかったね。
3.パンクブーブー
2本目はM-1の失敗を生かしてパターンを変えてきましたね。
また1本目と同じ感じだとどうしようかと思ってたのでよかったです。
謝りネタなどM-1のネタも入れてきたり勢いもあったし
集大成って感じがした。
4.千鳥
千鳥は逆に1本目と同じパターンで来ましたね。
ムシアナゴが何なのか思わず検索してしまったで。
てかムシアナゴって蒸しアナゴなんですね。
俺はてっきり虫アナゴかと思ってた。
ネタ的には白平程ではなかったかなという印象でしたね。
優勝はM-1王者のパンクブーブーが獲りました。
まあそうでしょうね。
テンポやうまさ、技術、面白さが備わっていたので。
M-1の二の舞にならないようにネタも変えてきてましたし。
後はトーク力ってところですかね。
売れるためには。
今度こそ売れないといけないですね。
でも正直な話、番組として厳しかったかな。
全体的にちょっと・・・
結局、国民のワラテンでK点越えが一度もなかったですからね。
まずオープニングが長過ぎる・・・
ワラテンとかいらんことせんでもよかったと思うけど
M-1と差別化図るにはまあしょうがないって部分もありつついらんなと思いながら見てました。
そして押してる押してるって言いながらファイナルラウンド前に審査員の休憩や
決勝のネタをもう一度見せるのはどうだろう。
同じネタをもう一度見せられてもきついわ。
後、一番言いたいのは審査員にその都度、感想を聞かないって事。
ワイルドカード前や予選終わりでようやく聞いてたけど
オープニングやワラテンはカットして聞く余裕を作ればよかったのに。
その時その時に新鮮な感想が聞きたかった。
ナイナイも進行するだけで意味がない様な・・・
てかダウンタウンの幼馴染で構成作家の我らが高須ちゃんもいるのがびっくり。
毎年、ダウンタウンのガキの使いの罰ゲームを考え指揮してるのがこの人ですからね。
昔ガキの使いなどによく出てて、松ちゃんと放送室ってラジオをやってましたが
結婚して以来ぱったりと見てなかったけど久しぶりのテレビ出演。
出てきた時、会場の反応こそほとんどなかったですが
俺はおおーマジかー!と。
だからこそ感想を聞きたかった。
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爆笑問題が入ってきて太田が田中に向かってこいつ黒い交際があるからってのがいいね。
もともとTHE MANZAIは紳助が企画したものだったので。
それに乗っかって岡村がそういうのって素敵やんって。
生放送で岡村はようゆったな。
こういったのってだいたいダウンタウンの松本かとんねるずの石橋の役だけど
思いきって言いましたね。
視聴率はどうだろうな。
あんまりM-1と違って盛り上がってなかったのでちょっと厳しいかな。
もしかしたらM-1の流れでいいかもしれないけど。
来年やるとしたらそれが勝負かね。
さて今年は後、すべらない話、ガキの罰ゲームなどお笑い番組があるので楽しみだ。
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