問題となっているのは「2003 SD220」という小惑星で、クリスマスイブに最も地球に接近するというのだ。
マジか!?
直径2.4kmの巨大隕石が地球に接近中とか穏やかじゃないですね。
しかも地球に衝突した場合、甚大なる被害が発生するうえ
地震・津波・噴火など2次災害もすさまじいとか。
まあそりゃそうですよね。
直径10kmの隕石で恐竜を絶滅に追いやったと言われるくらいだから
2.5kmでも相当なもんだで。
ニュースの配信元では大陸に直撃すれば大陸ごと吹き飛ぶなんて書いてあったけど
そんな威力なら逃げる事すらできずに死んじゃいそうです。
岩とか飛んで来たら痛いし絶対によけられない。
- 隕石の見かた・調べかたがわかる本―藤井旭の天体観測入門/誠文堂新光社
- ¥1,728
- Amazon.co.jp
でも秒刊サンデーおもしろニュースサイトなんてあるから
どうせ適当なことを言ってんじゃないのと思っていたら
NASAもこの2003 SD220を注意深く観測しているなんて文章が。
NASAというワードにはなぜか弱いのでなるほど、じゃあ本当かと思ってしまいますが
この秒刊サンデーは書き方が雑なんですよね。
接近とあるけどいったいどのくらいの距離を通過するのか書いてないし
地球に衝突する確率なども一切なし。
クリスマスは「サンタクロース」よりも「隕石」が家に降ってくる可能性のほうがはるかに高いや
運が悪ければ家に直撃!なんてこともあり得るのかもしれませんなど
くそどうでもいいことばかり書いてあるってのが。
冒頭部分も私的な感想から入ってるし。
やはりちゃんとしたニュースサイトじゃないから信用に値しないと思ったので
別のニュースを検索してみたらありました。
大型小惑星、クリスマスイブに地球に接近 AFPBB News
北アイルランドにあるアーマー天文台のマーク・ベイリー台長が取材に答えてたけど
地球と月との間の距離の約28倍の距離で地球のそばを通過する見通しらしい。
地球から月の距離が38万4400kmだから
この小惑星2003 SD220は地球から約1076万km付近を通過ってことか。
これなら衝突するってことはまずないな。
それが証拠にマーク・ベイリー台長はマスコミの報道を否定してるようだし
このくらいの距離であれば毎年数回は遭遇する可能性もあるそう。
今年を見てもこれ以上に近い距離を通過した小惑星は数個あるみたいだしね。
ちなみにこちらのニュースではNASAのなの字もなかったです。
何にしても無事にクリスマスイブを迎えられそうでよかったわ。
仕事だし予定はないけどね。
いつもポチがとうございます。
クリックして下さると10ポイントが入り喜びます。