戦後70年を迎え、“歴史認識”という武器で、日本を揺さぶり続けている中国。その行方は、最高指導者の習近平国家主席の意向にかかっている。
2012年に日本が尖閣諸島の国有化へ動いた際
習近平が中国共産党の長老などにあてた反日書簡の中で
日本に対する敵意が半端なかったそうです。
ジャーナリストの相馬勝氏が書いた習近平の「反日」作戦に掲載された
機密文書の一部をニュースが報じていたのですがこう書かれていたようです。
国内の民衆の反日デモを抑制しない
日本製品の不買
米国との良好な関係を維持し戦後の国際秩序を守る
日本の軍国主義の復活と拡張に強く警告するように呼びかける
台湾とは密接に接触し、中国が釣魚島の主権を保持していることを共同で宣言
尖閣諸島周辺で非暴力非武装による中国の主権を宣言
対日経済貿易制裁を発動
軍事的に釣魚島を保持する準備を整え、軍艦を釣魚島周辺に派遣する
2012年当時、まあ理想を掲げまくっていましたが
2015年の現状ではほぼすべてがうまくいってないですよね。
中国共産党主導でやっていたと思われる反日デモは抑制し
日本製品の不買も続かず、円安も相まって中国人の日本製品爆買い
アメリカとの関係はこじれた上に日本はアメリカと同盟強化を図り
尖閣諸島は日米安保の対象とオバマ大統領が発言
南沙諸島の強引な埋め立てによる現状変更で国際的な批判を浴び
日本の軍拡を警告するはずが安保法案・集団的自衛権などは中韓以外からは歓迎され
対日制裁としてレアアースを規制するも日本がリサイクル技術を発揮し倒産ラッシュで規制解除
軍艦を派遣すると息巻くも日米安保による抑止で派遣できず仕舞い。
習近平政権が対日で上手くいってない証拠ですね。
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そんな中、6月末から7月にかけての急激な株価の下落によって中国内は大混乱に陥り
習近平の対策もすべて空振りで3週間で393兆円も消失すると言う・・・
因果応報だな。
中国崩壊か 株大暴落で45%が取引停止 チャイナリスクで日経平均も2万円割れ
あれからだいぶ状況が変わり、日中首脳会談もいやいやながらやり
台湾と共同で宣言なんて書いてあったけど
中国の息のかかった馬英九が台中のサービス分野の市場開放を無理やりさせようとしたせいで
議会を占拠するというひまわり学生運動が勃発。
台湾との関係悪化もしてるんだし、今は尖閣諸島にちょっかい出してる暇ないんじゃない?
それでもこのバブル崩壊の前兆とも取れる株価大暴落の失態を
中国共産に向けさせないために反日を利用する可能性も無きにしも非ずかなと。
戦争しかけることはないだろうけど政府への批判を日本に向けるのは常套手段だし。
というか、なぜ機密文書を入手できたんだろうな。
このジャーナリストは信用できるんだろうか。
予想で書かれたものをポストセブンが紹介していたとしたらえらいことだで。
まあ習近平の態度を見ていれば日本が大嫌いってことは分かるけど。
とりあえず当分の間は株価の対策に追われるだろうから
そこで習近平政権が批判をかわすためにどう動くかが注目だ。
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