増税と同時に軽減税率導入の方向へ　自公が合意し安倍首相も了承

自民党の野田毅税制調査会長は２０日、首相官邸で安倍首相と会い、自民、公明両党が２０１７年４月の消費税率１０％への引き上げと同時に、生活必需品などの消費税率を低く抑える軽減税率の導入を目指すことで合意したことを報告した。

自民党は軽減税率の導入を渋っていたけど
前向きに検討などではなく、導入を目指すことで合意したんだとか。

■軽減税率とは

低所得者の相対的な負担割合を緩和するため
標準税率より低く抑えられた税率のこと。

ようするに２０１７年４月に消費税は１０％へ上がることが確定してますが
食品などの生活必需品に関しては１０％を下回る税率にしようと
自民・公明の与党が合意したそうです。

導入されるとしたら、いったい何が何パーセントになるんでしょうね。

ヨーロッパのフランスは１９.６％が標準ですが食料品を５.５％。医薬品を２.１％
イギリスとスウェーデンは医薬品は非課税とし
ドイツは食料品、水道、新聞、雑誌を７％の一律にしてるようです。


これから見ると日本はエネルギーや食料品、外食などを３％、医薬品０％が理想かな。

宿泊施設の利用なども税率を軽減すれば
円安で海外に行きにくい今こそ国内旅行が増え地方などが活性化しそうです。
飛行機や鉄道関係は難しいだろうかね。

でも日本の恐ろしい所は軽減税率を導入した代わりに
別の税を設け、そこから同じくらいの税を徴収しようとする可能性があるってこと。
これだけは本当に勘弁してほしい。

あくまでも軽減税率の導入を目指すことに合意ってことだし
ガソリン値下げ隊や議員定数削減のように何それ？状態になる可能性も無きにしも非ず。

とは言え、これの導入は自民党にとってはかなりの武器になりますね。

景気判断はせず強制的に１０％への増税を決めたため
かなりイメージが悪くなってましたが軽減税率を導入するなら助かるし。

出来れば増税と一緒で軽減税率も強制的に決めてもらって
１０％へ増税までの１年半に対象品目の選定を行ってもらいたいものです。

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