【もののけ姫】
村を襲ったタタリ神に死の呪いをかけられたアシタカは
己の運命を見定めるため、はるか西方の地を目指して旅立つ。
その道中、ししがみの森で山犬に育てられた少女サンと出会う宮崎駿監督作品。
夏はジブリと題して金曜ロードショウでやっていたけど
当時、宮崎作品最後だと言われていたため映画館で見ましたが
今見ても色あせることなく面白いです。
今までの宮崎映画とは違い空を飛ばないし、非常に血なまぐさいんですよね。
荒ぶる狂気的な感じで宣伝してたし、戦に遭遇して弓矢で首や腕をぶちーんって。
そういったものもあって大ヒット。
アニメの地位を一般層に押し上げた作品と言ってもいいと思います。
ここから一般人も見ていいんだというような風潮になりましたし。
サンは山犬に育てられたという不運な境遇を持ってるのですが
意外にもアシタカとイチャイチャしてるんですよね。
一緒に寝たり、噛み砕いたものを口移しで食べさせたり
アシタカに抱きしめられたり、ペンダント貰ったりと。
最後なんてアシタカのこと好きだとか言っちゃって
アシタカもヤックルに乗って会いに来るとか言っちゃって。
たたら場のようにアツアツじゃん。
サンが口移しした時にアシタカが体ビクンとなってたけど
あれ絶対に舌入れてるで。
ビーフジャーキーみたいなのだけじゃなく
舌まで入れてベロベロベローンってやったからビクッて。
そんなサンが可愛いんですよね。
上でも言ったように山犬に育てられたくせに寝る時の手の位置だとか寝顔が可愛かったり
きつい目をしてるのに、あのヒラヒラのスカートが萌える。
少々荒くても全然いいわ。
- もののけ姫 [DVD]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- ¥5,076
- Amazon.co.jp
映像的にもしし神の森が凄いきれいなんですよね。
あの幻想的な森の緑はほれぼれするほど。
そこに生息するケツ丸出しのこだまも神秘的だし、あの世界観は素晴らしい。
他のアニメとは違い、木々が生きてる感じがするわ。
金掛けてるだけあって細かいところまで動きますし。
動くでいえば疾走感が半端ない。
ヤックルがビョンガビョンガ飛びますし、サンが山犬に乗ってたたら場を襲うシーンや
サンvsエボシもかっこいい、アシタカが剣をグニョリ~ンと曲げたのも。
腕が呪いでブヨブヨブヨと暴れだすのを逆の手で押さえてたのや
腕からナマコみたいなやつが出つつ、サンvsエボシを治めたのも中二心をくすぐります。
ただ、10人がかりで開く扉をサンを担いだ上に片手で押し開けてたけど
あれ途中で失敗したらバイーン!って勢いよく戻ってきて
アシタカたちが吹っ飛ぶでと思った。
アシタカたちが恥かかなくてよかったなって。
テーマは何でしょうね。
自然を破壊する人間、人間を滅ぼそうとする動物
そのどちらでもないものが入り混じってたけど。
シシ神は自然そのものって考えでいいのかね。
生死を与える存在で・・・
と、あまり深読みし過ぎてもしょうがないんですよね。
宮崎駿が考えてる以上に突き詰めちゃってもあれだし。
考察系のサイトを見てもそこまで宮崎駿は考えながら作ってたのかよって思うくらい。
ラピュタや紅の豚のような分かりやすいのが一番だで。
あの子を解き放て!あの子は人間だぞ!や
モロ役の美輪明宏の黙れ小僧!など有名なセリフも出て色々な人がものまねをしましたし
おときさんやたたら場女のはだけたおっぱいもよかったね。
エンディングがまっ黒ってのがマイナスポイントかな。
ここはサンとアシタカのその後やたたら場の再建などを見たかったです。
★★★★★★★★★☆
いつもポチがとうございます。
クリックして下さると10ポイントが入り喜びます。