【紅の豚】
空軍のエースとして活躍した飛行艇乗りだったが豚に姿を変えた賞金稼ぎのポルコ・ロッソは
ある日、フィオと請求書を巡りスゴ腕飛行艇乗りのカーチスから一騎打ちを迫られる。
壮絶な空中戦を展開する男のロマンあふれる宮崎駿監督作品。
飛ばねぇ豚は、ただの豚だ。
声が渋くて豚のくせにいちいちかっこいいですよね。
青い海と空、白い雲の間を赤い飛行艇がビュンビュン飛び回るのがほ~ってなる。
プロペラやエンジン音がいい味出してるんですよね。
あの岩に囲まれた隠れ家やイタリアの街並み、修理からの離陸シーンなど憧れる部分が多く
ポルコの生き方や空賊連中のキャラなども最高。
特にあのマンマユート団の仲間外れを作っちゃ可哀想だという優しさもあるけど
そのヘタレっぷりが面白い。
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そしてジブリの映画の中じゃ影の薄いヒロイン フィオ。
この子が表情豊かで凄い可愛いんですよね。
ジブリキャラでおなじみの勝ち気な性格だけど
空賊相手に喧嘩を売るも本当は怖かったとか何というギャップ萌え。
飛空艇の設計の時には真剣な顔をし、と思ったら子供みたいな顔を出すのがいいですね。
逆にジーナは昔あまり好きじゃなかったです。
はっきり言っておばさんだし、ああいった大人の魅力ってやつを
子供のころは感じ取れなかった。
それにポルコのことが好きなくせに先立たれたとはいえ3回も別の男と結婚してるし
お前はいったい何がしたいんだと子供心ながらに思ってましたが
成長した今はあのジーナの大人の色気っていうんですか?
唇も分厚くてエロいし、とろんとした目とか
その魅力がようやく分かったような気がします。
まあフィオの方が好きですけど。
余談なのですがフィオの声優ってワンピースのナミの人だったんですね。
番組表で岡村明美って名前を紹介欄で見てびっくり。
あんな昔からやってたなんて。
ってことはあの海賊団はパズーが船長でフィオが航海士ってことか。
面白い発見だった。
久石譲の劇中の音楽も好きなのですが
やはりエンディングの加藤登紀子の「時には昔の話を」という曲が名曲なんですよね。
これヒトカラに行ったとき、中島みゆきと同じく情念込めて歌ったりします。
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後、エンディングにあるその後も有名ですよね。
私いま賭けをしてるから。
私がこの庭にいる時その人が訪ねてきたら、今度こそ愛そうって賭けしてるの。
でもそのバカ夜のお店にしか来ないわ。日差しの中へはちっとも出てこない。
ジーナさんの賭けがどうなったかは、私たちだけのひみつ。というフィオのセリフがありますが
エンディングのシーンでポルコの飛行艇が昼間に止まってるんですよね。
人間に戻ってジーナのところへ行ったのかなと思います。
色々と書きましたが何が言いたいかというとこの映画はカッコいいと言う事。
糸井重里のキャッチコピー、カッコイイとはこういうことさに偽りなしですね。
何度でも見たい映画です。
★★★★★★★★★★
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