香港収束か　逃亡犯条例改正案を正式撤回　香港市民怒りのデモが実を結ぶ

香港政府トップの林鄭月娥行政長官は４日のテレビ演説で、香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を正式撤回すると表明した。

ついに撤回したんですね。



２月に改正案が出てからデモが起こり、それが香港全土に広がり
空港封鎖や学校のボイコットなど様々なところで反対活動が行われてましたが
このたび逃亡犯条例改正案を正式に撤回したようです。

先日、非公式会合で主人が２人いる、香港市民と中国政府だと言い
もう辞めたいと愚痴った音声が流出してましたからね。
本音部分をさらけ出されてしまい、もう無理だと判断したんじゃない？

まあここまで長期化を見せたら、撤回せざるを得ないでしょね。
香港市民の怒りは日増しに強くなっていって、今渡航するのは危険な状況なくらい大荒れ。
観光にも市民生活にも多大な影響を及ぼしてましたし。

中国はこれに関してどう思ってるんだろう。

事態鎮静化のために香港近くに装甲車を集結させてましたが
世界中がこの様子を注視しているため強硬策には出れなかったんですよね。
天安門の再来になってしまうと、世界中から強烈な経済制裁が来るだろうし。

ただでさえ、アメリカと貿易戦争中で大変な時に敵を増やすことないですからね。
行きたいけど行けないやきもきした気持ちがあっただろうから
改正案を撤回するとなった今、胸をなでおろしてるかも。

何より中国は焦ってないと思うんですよね。

一国二制度は２０４７年まで社会主義政策を香港で実施しないという約束してますし
それからでも遅くはないので。

このまま民主化してもよかったんじゃないかと思ったりもするけど
そうなると中国人民解放軍が１００％動くので無理か。

何にしても香港市民は頑張りましたね。
後は中国の出方次第だ。

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