8人乗り宇宙旅客船が初めて宇宙空間に到達　宇宙空間の定義に疑問も

初の民間宇宙旅行を目指す米企業ヴァージン・ギャラクティック社は１３日、宇宙旅客船「スペースシップ２」が高度８２キロまでの飛行を達成した、と発表した。

もうそんな時代になったんですね。



今回、８人乗りの宇宙旅客船が高度８２kmまで行ったそうですが
国際航空連盟は高度１００kmより上を宇宙空間と定義しているけど
米連邦航空局は高度８０km以上と定めているため、宇宙空間到達！と発表したとか。

これはどう見ればいいんでしょうね。

画像を見る限りでは宇宙空間感はあるので成功じゃないかと思うけど
国際的な定義より、アメリカローカル定義をもってして到達って言うのはちょっと違う気も。
初の民間宇宙旅行を目指す会社だったら国際的な定義をクリアしてからにしたらいいのに。

初の宇宙飛行という称号が欲しくて焦り過ぎちゃったのかね？

それでもこの宇宙船はロケットで打ち上げたのではなく、母船となる飛行機と共に空に飛び立ち
途中で切り離してさらにブーストさせて宇宙空間にたどり着いたんだそう。
これなら何となく宇宙飛行士が宇宙に行くより安全に見える。

と言うか、ちょっと前までは夢のまた夢だったのに
民間企業がこうして宇宙空間に飛行機を飛ばせるようになるとかすごい進歩ですよね。

一番最初の宇宙旅行はやはり日帰りになるのかな？

旅行ってくらいだから本当は宇宙空間にとどまり、１泊くらいして帰りたいところだけど
まだまだ技術やお金の面で難しいんだろうなと思います。

数分で帰るなら旅行にならないのでせめて２時間くらい欲しいところでしょうが
あまり景色が変わらない中で何時間も過ごすのは割りと苦痛で飽きちゃうのかなとも。
月に行ったり、宇宙ステーションに訪問したり
火星に降り立ってみるとかあれば飽きなさそうだけど。

でもあのくらいの高度から見るとここはどこだって分かるので
色々な解説をしながら地球を１周すれば２時間くらいあっという間に終わるかも。

死ぬまでに一度でいいから宇宙空間から地球を見てみたいものです。

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