モブ同僚中村の新堂先生への憎悪は異常　何かたくらんでる目つき　グッド・ドクター第5話感想

上野樹里ちゃん出演の木曜ドラマ「グッドドクター」が始まり
その第５話、天才少年の歌声が病に！湊がクビに！？を見たので感想を書こうかなと。

【出演】
山崎賢人上野樹里
藤木直人戸次重幸中村ゆり浜野謙太板尾創路柄本明

グッド・ドクター

天才ソプラノ歌手として活躍していたけど喉に炎症ができ膿がたまり手術が必要なんだけど
お子さんのために手術したほうがいい、休息が必要と言ってるのに
父親はそれを断固拒否するとか本当に最低だな。

自分がこうしたいと思ったら気持ちを考えずに突き進むタイプってのが胸糞。

自分が凄いんじゃなく、子供が凄いのに偉そうにしやがって。
いくら手術に高音が出なくなるリスクがあるからって
子供が苦しんでいるのにずっと炎症状態でいくきかよ。

何がヒビキの人生がかかってるだ、お前のみのためだろうがクソ野郎が。

そのせいでヒビキ君は歌が嫌いになり、歌いたくないとまで。
練習風景でも咳き込んで倒れたのに何やってる、立ちなさいだもんな。

子供の才能を伸ばすためできる限りのことをしてあげたい思いからと最後言っていたけど
歌えば歌うほどお父さんが見なくなったと子供に言わせるなんて。
子供の気持ちも考えてあげろよと思いました。

気持ちがガクンと落ちていたところ、りんたろうたちが合唱会を開くので
友達として接しながら色々相談していたのですが
りんたろうは会の前に白血病を再発し倒れ、楽しみにしていた合唱会は中止に。

あれだけ楽しみにしていた合唱会が中止になっただけじゃなく
またつらい治療が始まるかもしれないと酷く落ち込んでいたのですが
ヒビキが勇気付けるためにみんなと合唱会で歌う予定だった３６５日の紙飛行機を歌い
りんたろうに笑顔が戻ったのは良かったわ。

やっぱり子供の笑顔はいいね。
歯こそないけど。

３６５日の紙飛行機/KingRecords: ￥250; Amazon.co.jp

父親もあれだけ手術はしない、退院してドイツに立つといっていたけど
息子と歌を始めたころを思い出したんでしょうね。

あれだけ怖かった顔がお父さんとしていい顔に。
その姿を見て手術を決断し、成功した後一気にお父さんの顔が丸くなった。
あれだけとげとげしかった顔がこうも優しくなるなんて。
このお父さん役の人良かったわ。

良かったといえばりんたろうが倒れて白血病が再発したかもと告げられた時の母親のあの表情。
あれは本当にうまかったというか、背筋がぞわっとするくらいの好演だった。

役者陣がいいからこのドラマは本当に面白いわ。

高山には新堂と同じ自閉症の弟がいて、親の反対を押し切り働かせたが
同僚からのイジメにあい、パニックになり電車に飛び込んで死んでしまったことで
新堂も同じ目にあって欲しくないから諦めさせようとしていたという過去にも触れ
手術にも参加させたり、画像診断での的確さを褒めたり
最後は高山のまねをする新堂を怒らず、当直を任せるなどいい雰囲気に。

もう敵じゃなくなりそうですね。
高山さんだからこそ彼の夢を守ることができると夏美も言っていたし。

ただ同僚モブ医者の中村が凄い目つきで見ていたので
こいつがわざと騒動を起こさせたり、何かいらんことをして厄介なことになりそう。
まあそのせいで中村が首になる可能性もありそうだけどね。

後は初めて新堂がオペに正式に参加、最初に手の震えがとまらなかった時に
すっと夏美が手を差し伸べて落ち着きを取り戻したのが良かったし
夏美にあーんしてもらってたのが羨ましい！

夏美のあーん