宝くじに当せんしたと勘違いし貯金を使い果たす　10年間の努力が一夜にして水の泡

あぶく銭は身につかない、とはよく言われるが、時と場合と人によっては身を切る思いをすることまであるようだ。中国の情勢に詳しい拓殖大学海外事情研究所教授の富坂聰氏がレポートする。

ニュースによると宝くじに当せんしたと勘違いした中国人が散財したんだそう。



何してんの！？

出稼ぎ労働者だった彼は宝くじを購入するのが趣味だったそうですが
いつも通り番号を確認したら約８３５０万円に当せんしていたため
すぐに仕事仲間を呼んで貯金を使い果たすほどの大宴会を開いたんだとか。

次の日、そのクジを換金して貰おうと販売所を訪れたところ
実は１つ前の当せん番号を見ていて、そのクジ自体はまだ当選発表すらしていなかったらしい。
確認した当日は少し酒に酔っていたから見間違えたんだろうけど
１０年間頑張ってためた貯金を一夜にして使い果たすとかアホ過ぎる。

最初、ニュースタイトルを見た時は高額当選した人が調子に乗って散財したのかと思ったけど
当たってもない人が当たったと勘違いし、貯金を使い果たしたニュースだったなんて。

中国の平均月収を考えると８０００万以上はかなりの大金になり
貯金使い果たしてもいいやってなる気持ちも分からなくも無いけど
せめて当選金が手元に入ってくるまで待とうって気持ちがあれば
こんなことにはならなかったのにね。

チャイニーズドリームで大金を手にした人が手を差し伸べてあげればいいけど
人のことにかまってあげられる人がいるとは考えづらいので
また一から出直さなきゃいけないこの人に同情するわ。

１０年間の貯金が一夜にして消えるとか。
恐ろしい話だ。

チャイニーズドリーム―中国が描く青写真/日本僑報社

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