【STAND BY ME ドラえもん】
22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットのドラえもんと
何をやっても失敗ばかりの小学生、野比のび太が繰り広げる
少し不思議な日常生活を描いた作品の3Dアニメ映画。
ドラえもんがディズニー映画のような3Dになった作品なのですが
これはこれで面白かったですね。
もう新声優に変わって12年になるそうですが全編通して聞いたのはこれが初だけど
このドラえもんっぽくない3Dで見てよかったような気もします。
そこまで強い違和感に襲われることなくすんなり見れました。
というか、未来道具がだいぶ変わっていたのに驚いた。
今までの透明マントはただ透明な布をかぶるって感じだったけど
この世界の透明マントは機械がついていて
マントのように羽織ってそれを首元でとめると消えるって寸法。
ちゃんと透明になる理由づけがされているで、より未来感が出ていてよかったです。
ガリバートンネルもただのトンネルではなく
出口が機械化され光ることで小さくなってますよという感じがしていたし
タイムマシンや他の道具も未来っぽいデザインに変更されていて
原作のイメージを壊すことなく、より進化させていたのに好感が持てました。
一番変わっていたのは最初の写真のシーンかな。
未来からドラえもんとセワシ君がやってくるのですが
のび太の結婚相手はジャイ子と明かすシーンで原作ではよく見る写真が出されたけど
スタンドバイミーでは空中に映像が浮かび上がるホログラムに変更。
これは個人的にいい変更だなと感心しました。
そしてストーリーも原作に沿ったストーリー展開だったのがよかったな。
原作第1話である未来の国からはるばるとを最初に持って来て
しずかちゃんへのプロポーズから結婚までを描く雪山のロマンス、のび太の結婚前夜をやり
最後はドラえもんとの別れと再会を描くさようならドラえもんと帰ってきたドラえもん。
ドラえもんの中の一番いいところを取り、それをうまくつなげているなって思いました。
ちょっと気になったのは未来の国からはるばるとで
ドラえもんが初めて食べて驚くものがお餅からどら焼きになっていた事。
どら焼き好きで有名だからお餅よりこちらの方が分かりやすいですが
最初に食ったのはお餅なんですよね。
それにタケコプターは頭ではなく背中に付けちゃってたんだけど
これも最初から頭に付けていたのを見て、あれ?と一瞬なったシーンだった。
後、雪山のロマンスも少し変更されていましたね。
雪山で遭難したしずちゃんを子供の頃ののび太がタイムふろしきで大人になり助けに行くも
相変わらずの失敗続きでダメになり、結局しずちゃんに助けてもらい
心配だから結婚するってストーリーだったけど、新しい方ののび太はかっこよかった。
雪山で遭難してダメダメになるところまで一緒なのですが
そこからどこでもドアのところまで運ぼうとするけど見つからず途方に暮れた時に
熱を出して寝込んでいる未来の自分に助けを出すため現時刻を覚え
未来の自分へ記憶を繋げて、助けに来てもらおうとする作戦が凄かった。
アホののび太で有名なのにあの機転は素晴らしいね。
これも原作とは違うけど、良い変更だなと思いました。
その他はたまごの中のしずちゃん、しずちゃんさようならなどを盛り込んで
ドラえもんとのび太の出会いから別れ、のび太としずかとのなれそめなどが描かれていました。
ですが、感動するってことは正直なかったかな。
原作でのび太の結婚前夜やさようならドラえもんはグッとくる熱いものがあったけど
今作ではそこまでグッとくるという感情はなかったです。
これが新声優のせいなのか、3Dアニメだったせいなのか
それともその日の体調によるものなのか分かりませんが乗り切れなかった。
大筋のストーリーはきれいにつながっていて見やすく面白かったですよ。
細かい点で気になったことと言えば、ドラえもんの挨拶がちょっと。
こんばんは、僕ドラえもんですと最初自己紹介するのですが
大山のぶ代のあのねちっこい挨拶が頭にある世代としては水田ドラの挨拶に物足りなさを感じた。
まあこればっかりはしょうがないけどね。
後はタケコプターで自由に空を飛ぶシーンは3Dならではでかっこよかったな~。
川などを爽快に飛んでいる姿を見て、うわ~、いいな~って思いました。
でもこれは映画とは関係なく思う事なのですがタケコプターって髪に絡まないんでしょうかね。
短髪以下じゃないと髪の毛すべて持っていかれそうだけど・・・
未来の世界でもお前の床の商品でハゲちゃったじゃねーかというクレームがありそう。
秘密道具で言えばすり込みタマゴも酷い道具。
あのタマゴに入った人は一番最初に目に入った人を好きになるって・・・
どんな人だって逆らえないとか人権無視にもほどがあるで。
あれの発売をよく許可したなと思うわ。
そして14年後の未来の世界。
のび太の結婚式を見に小学生時代から14年後の世界に飛ぶのですが
たったの14年で進化し過ぎでしょ。
開発でのび太の家も立ち退きになり街は近代化され車は空を飛んでるとか・・・
いったいどんな技術革新が起こったんだよというくらい変わっていて。
宇宙人からの技術提供があったとしても開発がおっつかないでしょ。
しずかちゃんの家も完全リフォームされていて
床が宇宙空間のように広がり壁なども透明化されているとかびっくりなんですけど。
一応、原作では1970年がドラえもんとあった日だから
1984年にはあんな未来になってるってことですが・・・年表を変えたのだろうか。
その辺がちょっと気になりました。
ちなみにその14年後の未来の世界を飛び回ってる最中に
トヨタとパナソニック、森ビル?など現実の企業の広告がありましたね。
おお、リアルさが何とも言えずいい雰囲気を出してるなと思ってたところ
同じ原作者である藤子・F・不二雄のキテレツ大百科のキャラクター名のコロスケが登場。
こんなところに粋な計らい!と思いながら見てました。
後、ジャイアントマーケットってのがありましたが
これは確かジャイアンの手掛けるスーパーじゃなかったっけかと思い調べたらまさに。
剛田商店をあそこまででかくしたんですね。
その他、星野スミレのポスターやコケコーラは気付いたのですが
まだあるかなと思って検索してみたら思った以上に原作の小ネタがちりばめられていて
何だか監督らに頭を下げたくなったくらい。
「STAND BY ME ドラえもん」の原作小ネタまとめ
ストーリーや秘密道具などしっかりと原作に沿って描いていて
なおかつ新しさも盛り込んだいい作品だったと思います。
原作ファンは小ネタを見てから映画を楽しむのもありだと。
変な感じになってなくてよかったわ。
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22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットのドラえもんと
何をやっても失敗ばかりの小学生、野比のび太が繰り広げる
少し不思議な日常生活を描いた作品の3Dアニメ映画。
ドラえもんがディズニー映画のような3Dになった作品なのですが
これはこれで面白かったですね。
もう新声優に変わって12年になるそうですが全編通して聞いたのはこれが初だけど
このドラえもんっぽくない3Dで見てよかったような気もします。
そこまで強い違和感に襲われることなくすんなり見れました。
というか、未来道具がだいぶ変わっていたのに驚いた。
今までの透明マントはただ透明な布をかぶるって感じだったけど
この世界の透明マントは機械がついていて
マントのように羽織ってそれを首元でとめると消えるって寸法。
ちゃんと透明になる理由づけがされているで、より未来感が出ていてよかったです。
ガリバートンネルもただのトンネルではなく
出口が機械化され光ることで小さくなってますよという感じがしていたし
タイムマシンや他の道具も未来っぽいデザインに変更されていて
原作のイメージを壊すことなく、より進化させていたのに好感が持てました。
一番変わっていたのは最初の写真のシーンかな。
未来からドラえもんとセワシ君がやってくるのですが
のび太の結婚相手はジャイ子と明かすシーンで原作ではよく見る写真が出されたけど
スタンドバイミーでは空中に映像が浮かび上がるホログラムに変更。
これは個人的にいい変更だなと感心しました。
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そしてストーリーも原作に沿ったストーリー展開だったのがよかったな。
原作第1話である未来の国からはるばるとを最初に持って来て
しずかちゃんへのプロポーズから結婚までを描く雪山のロマンス、のび太の結婚前夜をやり
最後はドラえもんとの別れと再会を描くさようならドラえもんと帰ってきたドラえもん。
ドラえもんの中の一番いいところを取り、それをうまくつなげているなって思いました。
ちょっと気になったのは未来の国からはるばるとで
ドラえもんが初めて食べて驚くものがお餅からどら焼きになっていた事。
どら焼き好きで有名だからお餅よりこちらの方が分かりやすいですが
最初に食ったのはお餅なんですよね。
それにタケコプターは頭ではなく背中に付けちゃってたんだけど
これも最初から頭に付けていたのを見て、あれ?と一瞬なったシーンだった。
後、雪山のロマンスも少し変更されていましたね。
雪山で遭難したしずちゃんを子供の頃ののび太がタイムふろしきで大人になり助けに行くも
相変わらずの失敗続きでダメになり、結局しずちゃんに助けてもらい
心配だから結婚するってストーリーだったけど、新しい方ののび太はかっこよかった。
雪山で遭難してダメダメになるところまで一緒なのですが
そこからどこでもドアのところまで運ぼうとするけど見つからず途方に暮れた時に
熱を出して寝込んでいる未来の自分に助けを出すため現時刻を覚え
未来の自分へ記憶を繋げて、助けに来てもらおうとする作戦が凄かった。
アホののび太で有名なのにあの機転は素晴らしいね。
これも原作とは違うけど、良い変更だなと思いました。
その他はたまごの中のしずちゃん、しずちゃんさようならなどを盛り込んで
ドラえもんとのび太の出会いから別れ、のび太としずかとのなれそめなどが描かれていました。
ですが、感動するってことは正直なかったかな。
原作でのび太の結婚前夜やさようならドラえもんはグッとくる熱いものがあったけど
今作ではそこまでグッとくるという感情はなかったです。
これが新声優のせいなのか、3Dアニメだったせいなのか
それともその日の体調によるものなのか分かりませんが乗り切れなかった。
大筋のストーリーはきれいにつながっていて見やすく面白かったですよ。
細かい点で気になったことと言えば、ドラえもんの挨拶がちょっと。
こんばんは、僕ドラえもんですと最初自己紹介するのですが
大山のぶ代のあのねちっこい挨拶が頭にある世代としては水田ドラの挨拶に物足りなさを感じた。
まあこればっかりはしょうがないけどね。
後はタケコプターで自由に空を飛ぶシーンは3Dならではでかっこよかったな~。
川などを爽快に飛んでいる姿を見て、うわ~、いいな~って思いました。
でもこれは映画とは関係なく思う事なのですがタケコプターって髪に絡まないんでしょうかね。
短髪以下じゃないと髪の毛すべて持っていかれそうだけど・・・
未来の世界でもお前の床の商品でハゲちゃったじゃねーかというクレームがありそう。
秘密道具で言えばすり込みタマゴも酷い道具。
あのタマゴに入った人は一番最初に目に入った人を好きになるって・・・
どんな人だって逆らえないとか人権無視にもほどがあるで。
あれの発売をよく許可したなと思うわ。
そして14年後の未来の世界。
のび太の結婚式を見に小学生時代から14年後の世界に飛ぶのですが
たったの14年で進化し過ぎでしょ。
開発でのび太の家も立ち退きになり街は近代化され車は空を飛んでるとか・・・
いったいどんな技術革新が起こったんだよというくらい変わっていて。
宇宙人からの技術提供があったとしても開発がおっつかないでしょ。
しずかちゃんの家も完全リフォームされていて
床が宇宙空間のように広がり壁なども透明化されているとかびっくりなんですけど。
一応、原作では1970年がドラえもんとあった日だから
1984年にはあんな未来になってるってことですが・・・年表を変えたのだろうか。
その辺がちょっと気になりました。
ちなみにその14年後の未来の世界を飛び回ってる最中に
トヨタとパナソニック、森ビル?など現実の企業の広告がありましたね。
おお、リアルさが何とも言えずいい雰囲気を出してるなと思ってたところ
同じ原作者である藤子・F・不二雄のキテレツ大百科のキャラクター名のコロスケが登場。
こんなところに粋な計らい!と思いながら見てました。
後、ジャイアントマーケットってのがありましたが
これは確かジャイアンの手掛けるスーパーじゃなかったっけかと思い調べたらまさに。
剛田商店をあそこまででかくしたんですね。
その他、星野スミレのポスターやコケコーラは気付いたのですが
まだあるかなと思って検索してみたら思った以上に原作の小ネタがちりばめられていて
何だか監督らに頭を下げたくなったくらい。
「STAND BY ME ドラえもん」の原作小ネタまとめ
ストーリーや秘密道具などしっかりと原作に沿って描いていて
なおかつ新しさも盛り込んだいい作品だったと思います。
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変な感じになってなくてよかったわ。
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