星ガ丘ワンダーランド　感想

【星ガ丘ワンダーランド】

幸せだと思っていた家族４人の暮らしは雪の降るある日、突然に終わりを告げる。
父と口論の末に車からひとり降り、来た道とは逆方向に雪道を歩いていく母を
幼い弟が必死で追いかけるも母は家族の前から去っていった。

【出演】
中村倫也佐々木希木村佳乃菅田将暉杏市原隼人新井浩文松重豊

星が丘ワンダーランド

これは全然面白くなかったわ。

大雪の中、父と母が喧嘩をし、母は車を降り出て行ったのですが
そこのシーンはまあこれからのストーリーに何か絡んでくるんだろうなと思い見ていたのですが
場面変わって、とある田舎の駅員の話になり、これがとんでもなく長い。

誰ともわからない駅員が落し物の人物像を想像で似顔絵を描いたり
その辺に落っこちていた水晶みたいなものを拾っては洗って眺めて見たりと
延々とどうでもいいようなシーンが流れるだけで・・・

似顔絵を描くシーンも影が合わさって何を描いてるのかさっぱり分からんし
途中、すでに閉演され廃墟と化した遊園地の星が丘ワンダーランドで自殺があり
杏ちゃんが出てきたのでお！とおもったけど、それも別に特に何があるという訳ではなく
また駅員の話に戻り、２０分経ってもずーっと暇な職員の日常の垂れ流し。

無駄な沈黙も多く、何がしたいのかさっぱり分からんので久しぶりに途中で見るのをやめました。

夜のシーンも邦画の悪い所が出ていて暗くて人物の顔すらちゃんと見えないし
そもそもこの駅員が誰なのかもさっぱり分からない。
冒頭の兄弟のどちらかなのかね？

もうそれすらどうでもいい。

２時間の映画で２０分もこんな時間を作るのなら１時間半くらいの映画にできたはず。
役者陣は有名どころが並んでいたのに佐々木希や市原隼人を見る前に・・・

タイトルに魅力を感じて借りたけど期待外れでした。