【竜宮、暁のきみ】
帰省中、海で溺れてしまうが自分は助かり、助けようとした友達が帰らぬ人に。
ショックで大学も辞め家でゴロゴロしているだけだったが
実家の手伝いをしている最中、不思議な少女に出会う現代版・浦島太郎の物語。
【出演】
石田法嗣 谷内里早 松本明子 西山浩司 小林ユウキチ 落合モトキ 金山一彦
丸山歩夢 中越恵美 小林あや 中川琴音
この映画は何というか良くも悪くもない何とも言えない作品だったように思えます。
おとぎ話である浦島太郎になぞらえた物語で
ロケ地も浦島伝説にちなんだ地名や遺跡などが数多く残されている荘内半島で
オフィシャルHPにもあるように海と山に囲まれた自然豊かなロケーションは
まさにおとぎ話の世界って感じで凄くいい雰囲気でした。
映画の内容より、あ~この場所行ってみたいな~と思うような景色がいっぱいで。
映像的には途中途中、浦島太郎の人形浄瑠璃が入り
おとぎ話のように話が進んでいくのはなかなか面白いなと思いました。
でも正直、内容的にはパッとしなかった。
溺れ亡くなった正彦に対し、自分のせいで死んでしまったと思っている太郎に
共通の友達である恭平がまあ心無い言葉を投げかけるし、あの目つき。
自分はしっかりと日本一の桃を作るという目標を持ち
汗水たらして頑張っているのは分かるんだけど、もうちょっと友達に優しくしてあげたら?
他人事だろうけどその見下した感が凄い嫌だった。
励ますためなのか飲みに行こうと誘ったのに
行った先はまともに喋ることもできないメイド喫茶みたいなところだし
いったい何のために連れて行ったのか皆目見当がつかない。
でも罪悪感で前を向けなかった太郎にムカついていて
せっかく助けてもらった命なのに今のお前を見てるとあいつが浮かばれないから
そう怒っていたのは分かる気がする。
とは言え、まだ亡くなってから1年しか経ってないし
自分のせいで死なせてしまった罪悪感はなかなか消えないと思うわ。
他人事だからとそう簡単に言われてもねとも思うけど
やはりいつまでもうだうだやっててもしょうがないとも思う。
恭平の言ったように正彦は浮かばれないし。
こんな実家でごろごろしてるようなやつを助けたわけじゃないしって。
そしてヒロインなのですがなんか今どきじゃないヒロイン像だなと思いました。
90年代のヒロインかのように天真爛漫さ。
今どき、主人公の周りをぐるぐる回りながら喋る女の子なんていないし
コンビニで立ち読みしてる太郎の後ろの棚から顔を出しては隠れて
どんどん近づいてくるなんてちょっと笑っちゃったわ。
でものだめカンタービレののだめを見てるようで嫌な感じはしなかったかな。
アゴこそとんがってるけど、ぐいぐい系の女子は可愛い。
その辺の臭さ繋がりで言えば正彦の幻を見て太郎が海の中を追いかけていたシーンで
みずきに思いを打ち明けた時、暗くて苦しくて息もできないというセリフがちょっと臭かった。
もうこの頃には映画に対する集中力は無くなっていて
恭平に貰った桃を皮剥かずに食ベルシーンでは「いや、皮向けよ!」って突っ込んだり
ヒロインのみずきのお母さんのおっぱいめっちゃでけーななど
もう関係ない所が目につきまくり。
主人公はジャッキーチェンの映画によく出て来るやつに似てるし
太郎の妹の演技がくそな上に声のボリュームがおかしいってのも気になりました。
後、太郎がお風呂に入ってるシーンがあったけど、あれ自宅の風呂?
温泉宿のような岩風呂だったけど、あの地域ではあれが当たり前なんだろうか。
たまに温泉が出るため家にもひいてるなんて話も聞くけど。
とまあ、色々と内容に関係のない所が目についた作品でした。
結局、正彦も死に、その失意の太郎を励まし続けたみずきも実は植物状態で寝てて
太郎が接したみずきは幻影で、さらにもう限界だからとそのまま死んでしまったけど
太郎は本当に立ち直れたんだろうかと思ったりもする。
そしてみずきの幻影はまだ海の底にいるの?もう上がろう?ね?と励まし消えて行ったけど
最後、砂浜で寝ていた太郎に声をかけたのは誰?恭平?それとも正彦?
顔を出さずに男の声で「太郎!」と声をかけられ終ったから
まるで正彦が生き返ったような演出だったように感じたけど
もうあいつは1年以上前に死んじゃってるので
いくらファンタジーとしてもさすがにそれはないだろうと。
でも恭平を今更、顔も出さずに声掛けさせることもないし・・・
こんな演出するくらいならみずきの方を生かしておいてほしかったわ。
みずきも3年前におぼれて植物状態で、限界を迎え死んじゃうし
正彦とあわせてよりトラウマになると思うんだけど。
やっぱりよく分からん映画だわ。
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帰省中、海で溺れてしまうが自分は助かり、助けようとした友達が帰らぬ人に。
ショックで大学も辞め家でゴロゴロしているだけだったが
実家の手伝いをしている最中、不思議な少女に出会う現代版・浦島太郎の物語。
【出演】
石田法嗣 谷内里早 松本明子 西山浩司 小林ユウキチ 落合モトキ 金山一彦
丸山歩夢 中越恵美 小林あや 中川琴音
この映画は何というか良くも悪くもない何とも言えない作品だったように思えます。
おとぎ話である浦島太郎になぞらえた物語で
ロケ地も浦島伝説にちなんだ地名や遺跡などが数多く残されている荘内半島で
オフィシャルHPにもあるように海と山に囲まれた自然豊かなロケーションは
まさにおとぎ話の世界って感じで凄くいい雰囲気でした。
映画の内容より、あ~この場所行ってみたいな~と思うような景色がいっぱいで。
映像的には途中途中、浦島太郎の人形浄瑠璃が入り
おとぎ話のように話が進んでいくのはなかなか面白いなと思いました。
でも正直、内容的にはパッとしなかった。
溺れ亡くなった正彦に対し、自分のせいで死んでしまったと思っている太郎に
共通の友達である恭平がまあ心無い言葉を投げかけるし、あの目つき。
自分はしっかりと日本一の桃を作るという目標を持ち
汗水たらして頑張っているのは分かるんだけど、もうちょっと友達に優しくしてあげたら?
他人事だろうけどその見下した感が凄い嫌だった。
励ますためなのか飲みに行こうと誘ったのに
行った先はまともに喋ることもできないメイド喫茶みたいなところだし
いったい何のために連れて行ったのか皆目見当がつかない。
でも罪悪感で前を向けなかった太郎にムカついていて
せっかく助けてもらった命なのに今のお前を見てるとあいつが浮かばれないから
そう怒っていたのは分かる気がする。
とは言え、まだ亡くなってから1年しか経ってないし
自分のせいで死なせてしまった罪悪感はなかなか消えないと思うわ。
他人事だからとそう簡単に言われてもねとも思うけど
やはりいつまでもうだうだやっててもしょうがないとも思う。
恭平の言ったように正彦は浮かばれないし。
こんな実家でごろごろしてるようなやつを助けたわけじゃないしって。
- 竜宮、暁のきみ [DVD]/TOブックス
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そしてヒロインなのですがなんか今どきじゃないヒロイン像だなと思いました。
90年代のヒロインかのように天真爛漫さ。
今どき、主人公の周りをぐるぐる回りながら喋る女の子なんていないし
コンビニで立ち読みしてる太郎の後ろの棚から顔を出しては隠れて
どんどん近づいてくるなんてちょっと笑っちゃったわ。
でものだめカンタービレののだめを見てるようで嫌な感じはしなかったかな。
アゴこそとんがってるけど、ぐいぐい系の女子は可愛い。
その辺の臭さ繋がりで言えば正彦の幻を見て太郎が海の中を追いかけていたシーンで
みずきに思いを打ち明けた時、暗くて苦しくて息もできないというセリフがちょっと臭かった。
もうこの頃には映画に対する集中力は無くなっていて
恭平に貰った桃を皮剥かずに食ベルシーンでは「いや、皮向けよ!」って突っ込んだり
ヒロインのみずきのお母さんのおっぱいめっちゃでけーななど
もう関係ない所が目につきまくり。
主人公はジャッキーチェンの映画によく出て来るやつに似てるし
太郎の妹の演技がくそな上に声のボリュームがおかしいってのも気になりました。
後、太郎がお風呂に入ってるシーンがあったけど、あれ自宅の風呂?
温泉宿のような岩風呂だったけど、あの地域ではあれが当たり前なんだろうか。
たまに温泉が出るため家にもひいてるなんて話も聞くけど。
とまあ、色々と内容に関係のない所が目についた作品でした。
結局、正彦も死に、その失意の太郎を励まし続けたみずきも実は植物状態で寝てて
太郎が接したみずきは幻影で、さらにもう限界だからとそのまま死んでしまったけど
太郎は本当に立ち直れたんだろうかと思ったりもする。
そしてみずきの幻影はまだ海の底にいるの?もう上がろう?ね?と励まし消えて行ったけど
最後、砂浜で寝ていた太郎に声をかけたのは誰?恭平?それとも正彦?
顔を出さずに男の声で「太郎!」と声をかけられ終ったから
まるで正彦が生き返ったような演出だったように感じたけど
もうあいつは1年以上前に死んじゃってるので
いくらファンタジーとしてもさすがにそれはないだろうと。
でも恭平を今更、顔も出さずに声掛けさせることもないし・・・
こんな演出するくらいならみずきの方を生かしておいてほしかったわ。
みずきも3年前におぼれて植物状態で、限界を迎え死んじゃうし
正彦とあわせてよりトラウマになると思うんだけど。
やっぱりよく分からん映画だわ。
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