【鍵泥棒のメソッド】
几帳面ですべてにおいてメモを取る絶対に結婚したい女と
役者を目指しているけど売れずにいる貧乏な男と
風呂場ですっ転んで記憶喪失になったお金持ちの殺し屋が織りなすクライム映画。
定職にもつかず、計画性もなく、エキストラをちょろっとやるだけの売れない役者が
お金持ちで、しっかりと計画を立て、殺しを生業とする人間の記憶が無くなったのをいいことに
入れ替わって楽しむって設定は凄く好きなんだけど
もうちょっとコメディー要素もあってもよかったかなって。
何だかコメディーになり切れず、クライム映画にもなり切れてないような気がしました。
でも香川照之扮するコンドウが記憶喪失後に売れない役者として生きていくのですが
元々完璧な計画を立てる性格だったので演技とは?など色々メモを取り研究し
自分の人生のように生きていくのが面白かったです。
あの几帳面さがあったら、部屋の汚さとか計画性のなさで思い出しそうでもありましたが
そこは記憶喪失ってことでうまくカバーされていたんでしょうね。
堺雅人扮する桜井の部屋に入ってもどこか懐かしい臭いのするようなと言っていたのですが
途中まではお金持ちの殺し屋が雰囲気だけで懐かしいなんて言っているのかなと思ったけど
逃げられた奥さんと写っていた写真がまさにあのおんぼろの部屋のようでしたね。
結婚してる当初は便利屋として働いていたけど
お金がないためああいった部屋にいたことを潜在的に思い出し懐かしんでいたんだと。
こういった伏線めいたものを見つけると嬉しくなります。
最後の方でコンドウは殺し屋ではなく人を生かす便利屋だと分かったのですが
死体が見つからないことで有名とあったのが伏線でしたね。
完璧に仕事をこなす殺し屋かと思っていたけど
実は逃がしていたため見つかっていなかっただけだったとか。
そりゃ見つかるわけないですよね、死んでないんだから。
あの辺も点と点が繋がった瞬間、おお~と思いました。
この映画で一番面白かったのは殺しを依頼した工藤らを騙すところ。
場面を説明しようにも桜井がコンドウになりすましてるし
コンドウの本名は山崎だけど、今は桜井として生きているし
その本物のコンドウは工藤を騙すため桜井扮するコンドウの手下に・・・
と、あまりにややこし過ぎるため割愛するけどコンドウを死んだことにする計画を立て
死ぬ演技を本物の桜井にレクチャーするんだけどあまりにも下手過ぎて
コンドウが桜井に演技を教えてるのが面白かったわ。
そんなへたくそだった桜井も最後の最後で騙そうとしっかり演技が出来ていたのもよかった。
あれはさすが堺雅人って感じがしたし、リーガルハイの古美門を彷彿とさせるほど。
あれはかっこよかったです。
後、個人的には広末扮する水嶋香苗が凄い良かったですね。
広末の通い妻のごたるエプロン姿で料理をする姿は最高でしたし
あの真面目にきっちり時間通りに仕事をするさまも似合ってたし、メガネ姿が可愛くて可愛くて。
冒頭での相手はいないけど結婚する宣言をして相手を募っているところも愛おしい。
候補を同僚に見せてもらってる最中にありです、なしですを言っていたところで
ほとんどの人がありの中、同僚の旦那の写真を見てギリギリありですと言ったのに笑った。
慌てることなくすぐさま謝っていた姿も可愛かったです。
そういえばこの感情のなさは堺雅人と一緒に出ていた
リーガルハイでの裁判長役にも通ずるものがありますね。
あの役も面白かったです。
森口瑤子もすごく可愛かったな~。
あのトランクに入れられる時のスカートから見える黒ストッキングは興奮するわ。
最後の香川と広末の抱擁シーンにガンッ!と物にあたるオチもよかったし。
最初にも言ったけど、もっとコメディ要素が強ければかなり面白かったと思います。
何回も名前出して悪いけど、リーガルハイのようなね。
それでも十分楽しめる作品だったと思います。
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もうちょっとコメディー要素もあってもよかったかなって。
何だかコメディーになり切れず、クライム映画にもなり切れてないような気がしました。
でも香川照之扮するコンドウが記憶喪失後に売れない役者として生きていくのですが
元々完璧な計画を立てる性格だったので演技とは?など色々メモを取り研究し
自分の人生のように生きていくのが面白かったです。
あの几帳面さがあったら、部屋の汚さとか計画性のなさで思い出しそうでもありましたが
そこは記憶喪失ってことでうまくカバーされていたんでしょうね。
堺雅人扮する桜井の部屋に入ってもどこか懐かしい臭いのするようなと言っていたのですが
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完璧に仕事をこなす殺し屋かと思っていたけど
実は逃がしていたため見つかっていなかっただけだったとか。
そりゃ見つかるわけないですよね、死んでないんだから。
あの辺も点と点が繋がった瞬間、おお~と思いました。
この映画で一番面白かったのは殺しを依頼した工藤らを騙すところ。
場面を説明しようにも桜井がコンドウになりすましてるし
コンドウの本名は山崎だけど、今は桜井として生きているし
その本物のコンドウは工藤を騙すため桜井扮するコンドウの手下に・・・
と、あまりにややこし過ぎるため割愛するけどコンドウを死んだことにする計画を立て
死ぬ演技を本物の桜井にレクチャーするんだけどあまりにも下手過ぎて
コンドウが桜井に演技を教えてるのが面白かったわ。
そんなへたくそだった桜井も最後の最後で騙そうとしっかり演技が出来ていたのもよかった。
あれはさすが堺雅人って感じがしたし、リーガルハイの古美門を彷彿とさせるほど。
あれはかっこよかったです。
後、個人的には広末扮する水嶋香苗が凄い良かったですね。
広末の通い妻のごたるエプロン姿で料理をする姿は最高でしたし
あの真面目にきっちり時間通りに仕事をするさまも似合ってたし、メガネ姿が可愛くて可愛くて。
冒頭での相手はいないけど結婚する宣言をして相手を募っているところも愛おしい。
候補を同僚に見せてもらってる最中にありです、なしですを言っていたところで
ほとんどの人がありの中、同僚の旦那の写真を見てギリギリありですと言ったのに笑った。
慌てることなくすぐさま謝っていた姿も可愛かったです。
そういえばこの感情のなさは堺雅人と一緒に出ていた
リーガルハイでの裁判長役にも通ずるものがありますね。
あの役も面白かったです。
森口瑤子もすごく可愛かったな~。
あのトランクに入れられる時のスカートから見える黒ストッキングは興奮するわ。
最後の香川と広末の抱擁シーンにガンッ!と物にあたるオチもよかったし。
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