安倍首相は訪問先のイタリアで記者団と懇談し、来年4月の消費税率引き上げを見送るかについて、伊勢志摩サミットなどでの議論を踏まえ判断する考えを示した。
引き上げを見送り検討を初めて認めたそうだけど、これ本当かね。
安倍首相も含め、関係者はあれだけ10%へ上げるの一点張りだったのに
ここへきて軟化してくるなんて思えないんですけど。
こういったのを見るとマスコミが発言を切り取って独自解釈したものだと思ってしまう。
いまだに印象操作とかやりますからね。
とは言え、リーマン・ショックまたは東日本大震災級の災厄でも起きない限り
消費税は予定通り10%へ引き上げるとしていたのですが
その発言の後、震度7が2連続で来るというとんでもない大地震が熊本で発生し
大分も含め、甚大な被害が。
そして世界の経済情勢の先行きも悪く、日本の株価もじわじわ下がり始め円高に遂行
ノーベル経済学賞受賞者は増税は今のタイミングではないと助言していました。
この辺が消費増税延期を検討しなければいけないと思い始めたんでしょうかね。
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とはいったものの、延期したところで近い将来増税がやって来るのであれば
その日までに消費が回復するなんてあまり思わないかな。
民主議員が消費税5%に戻すと宣言 ノーベル経済学賞受賞者は増税は今のタイミングではない
据え置いたところで8%は重くのしかかってくるし。
じゃあ消費税5%にすれば回復するんじゃないかと思ったけど
前にも言ったように実際に消費税が5%に戻ったところで
財布のひもが緩くなるような国民性ではないような気もします。
バブルから長い平成不況を経験し、年金だって貰えるかどうかわからない時代なので
いざという時の為にお金は使わずに貯蓄に回すだろうから
消費がそこまで活発になることはないんじゃないかと思いました。
そうなってくると上げてもダメ、下げてもダメと八方ふさがりになっちゃうんだけど
どうするのが正解なんでしょうね。
やはり民主党から自民党へ政権が変わり、株価が一気に回復した時に
消費税を5%から3%に下げて消費への勢いをつけるべきだったのか。
あの時、ようやく長いトンネルから抜け出せそうな雰囲気が出てたのに
その勢いをへし折るかのような増税をしたのが間違いだったような。
もう少し日本国民の気持ちが波に乗るまで待てばよかったのに
なぜあのタイミングだったんだろう。
まあ過ぎたことはしょうがないとして今回の検討のニュースはどうなるんでしょうね。
ただの検討になるのか、伊勢志摩サミット後に延期を発表して参院選へ勢いをつけるのか
消費者としては気になるところです。
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