【Back to the Future Part Ⅲ】
雷に打たれ1885年にタイムスリップしてしまったドクを助けるため
1955年のドクを頼りにタイムマシンを修理し西部劇の時代へ行く
ロバート・ゼメキス監督のSF映画。
バック・トゥ・ザ・フューチャー 感想
バック・トゥ・ザ・フューチャー2 感想
シリーズ3部作の最後は元の世界から100年前の西部劇の時代が舞台なのですが
3も見どころ満載で面白いですよね。
マクフライ一族とタネン一族はこんな昔から因縁があったってのに驚き。
1885年から2015年までの130年間ずっと関係があり
その時代時代でいざこざ起こしてるってのも面白い。
まあ起こしてるのはタイムスリップしてきた1985年のマーティーだけど。
今回もまた1955年、2015年と同じくマーティーとタネン一味がお約束の逃走劇に発展し
最後はタネンが肥溜めに突っ込んで終了ってのも好きです。
こういった前作のオマージュというか時代は廻るじゃないけど
マーティーが気絶した後、母親に語りかけながら夢から覚め飛び起きるってのも
一連の流れに運命めいたものを感じさせるのがいいね。
映画としても見やすくわかりやすい。
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そんなバック・トゥ・ザ・フューチャー3なのですが
あの時計台と密接に関係してるのがぞくぞくする。
1985年で時計台は過去に落雷で壊れたから寄付をしてくれと言われてましたが
1955年の落雷で壊れるのを利用してタイムスリップし
2015年でもその時計台を見た後、1885年の時計台完成式典に参加とか。
最後、マーティーにこの写真をプレゼントしたのは粋だったわ。
それにしてもあの科学が恋人だったドクが女教師クララに一目惚れをするなんてね。
渓谷に落ちる寸前だったのを助けての一目ぼれだったのですが
クララはこんな爺さんでよかったのかね?
よくみるとドクは男前だけどじじいだで。
その助けた渓谷が未来ではクレイトン渓谷と
転落死するはずだったクララ・クレイトンの名前から取っていたのに
助けてしまったことで歴史が変わってしまったことを悔やんでたけど
恋の魔力には勝てなかったのか、ドクがだんだん変わっていく様が面白い。
それでもマーティーに科学者としてしっかりしろと諭され
未来に帰るためクララに別れを告げるんだけど
タイムマシンに乗って元の時代に帰ると言っても信じてもらえず
自分の事を嫌いになったならはっきり言えと激怒されビンタも喰らってしまい意気消沈。
その後、クララは嫌いじゃなく本心で言っていたんだと悟りドクを追いかけるのですが
ここの各時代のコラボはテンション上がります。
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1985年のマーティー&ドクが1885年の蒸気機関車をかっぱらい
1955年で修理したタイムマシンであるデロリアンを押し
2015年のホバーボードを使ってクララを助けるシーンはめちゃくちゃ興奮する。
どんどん加速して行ってもうだめなんじゃないかと思われるところで
未来の乗り物ホバーボードを使うなんてたまらんわ。
クララを助けた後、ドクはマーティーの方を見ずそのままタイムマシンから離れてしまうところに
本当にクララの事が好きなんだなというのが分かっていいね。
後、腰抜けと言われ挑発に乗ってしまい果し合いで一騎打ちをする羽目になるけど
クリント・イーストウッドの映画荒野の用心棒のオマージュとして
腹の中に鉄板を仕込んでいて銃撃を跳ね返すのがかっこいい。
あれは2で伏線があったんですよね。
歴史が悪く変わった1985年のビフのビルの中で
ビフが女と風呂に浸かりながらこの映画を見てるシーンがあり
それが3の大事な場面に繋がっていくなんて最高だわ。
そして時計台のパーティーではフリスビーの語源となる
パイを入れる皿のフリスビー・パイが登場し、マーティーがそれを武器として使ってましたが
あれがフリスビーの始まりとかそんなんだろうか。
語源になったのはマーティーが投げて使ったからだったら面白いな。
後、1と2でも色々なところに日本が出てきましたが3でももちろん登場。
デロリアンのマイクロチップが日本製なのですが
1955年のドクはメイドインジャパンの文字を見て、だから壊れた的なことを言うも
1985年のマーティーは不思議な顔して日本製は最高だと。
ドクはそれを聞いて信じられないと言ってたけど、この辺が日本高度経済成長を表してるなと。
1955年はまだ戦後10年で大変な時代だったけど
1985年はアメリカに肩を並べるんじゃないかと言われていた時代で
凄い勢いで発展していった象徴としてのセリフだと思います。
そして未来に戻ってきたマーティーだったのですがデロリアンは列車に衝突し木端微塵。
その後、ジェニファーを迎えに行って戻る道中
2に出てきたニードルスがマーティーをチキンと煽りくるまでしょうぶをしかけるも
スタートと同時にうしろへ発進し事故を回避したのはよかったね。
1から3まで腰抜け(チキン)と言われカッとなっていた性格で
2ではこの事故で人生を棒に振ってしまっていたけど3で祖先に諭されてか改心。
この辺の成長も見れてよかったと思います。
何よりジェニファーとタイムマシンの残骸を見に来た時に
ドクが蒸気機関車をタイムマシンに改造して戻ってきたのには興奮したね。
あれは無茶苦茶かっこいい。
2でクビを宣告された紙が白紙に戻ったのをジェニファーからなぜかと聞かれ
人間の未来は白紙、未来は自分で作るものってセリフもよかったし
その後、クララと子供を紹介した後に蒸気機関車が空を飛び
タイムスリップしていく所は鳥肌が立ちます。
蒸気機関車のタイムマシンってだけでもかっこいいのに空も飛ぶかねって。
この作品シリーズは映画のだいご味がすべて詰まってて最高。
誰にでもお勧めできる作品になっています。
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