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ダチョウの卵からMERSの予防薬を精製 塚本康浩教授がエボラに続き抗体を作る

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韓国で感染が拡大している中東呼吸器症候群(MERS(マーズ))コロナウイルスに強く結合する抗体を、京都府立大大学院の塚本康浩教授(動物衛生学)のグループが、ダチョウの卵を使って大量精製することに成功した。


塚本教授すげー!

■MERSとは 2012年、サウジアラビアで報告された中東呼吸器症候群の病原体で
死亡率は40~50%と高く、SARSコロナウイルスに似たコロナウイルス。

MERSは2012年に発見された新しいウイルスなのですが
6月に韓国で流行り始めてから研究したんだろうか。
あまりの早さにびっくりだで。

さすが日本って感じ。

とそんなことを思いながらブログを書いていた時に
以前、同じくダチョウの卵からエボラ出血熱の抗体を大量精製したのを思い出し
まさかと思ってブログを見直したらズバリでした!

エボラ出血熱の抗体を作り、今回のMERSの予防薬を作ったのは塚本康浩教授のグループ。

ダチョウ
塚本康浩教授がエボラを不活化させる抗体を発見 12月にスプレーとして販売開始

塚本教授は以前、TBS系列で放送されていた
ダウンタウンの100秒博士アカデミーに出演していた方で
このダチョウの卵の凄さを熱弁していましたが
あれからエボラ出血熱の抗体やMERSの予防薬を作ってしまうなんて・・・

本物の天才だったんですね。

アトピーの他、インフルエンザやHIVの撃退も視野に入れてるなんて話も聞きますし
免疫力が高いと言われているダチョウって夢のような生き物なんだってのが分かる。

これらを撃退する抗体を作りまくったらノーベル賞も夢じゃないで。
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塚本教授らが精製した抗体は現在、米軍陸軍感染症医学研究所で検証中だそうですが
すでに韓国、アメリカに配布されただけでなく
スプレー剤として大量生産も開始しているんだそう。

これなんで日本でも販売しないんでしょうね。

数十人の死者が出て、隔離対象者も大量に出て待ったなしで大流行中の韓国に回したり
アメリカの感染医学研究所でも検証してるのでアメリカで配布するのは分かるけど
韓国の隣でわんさか旅行者が入って来てるってのに、なぜ日本は後回しなんだろう。

NERSコロナウイルス

京大のグループが成功させた技術なのにね。

やはり日本はこういったものを認証するのが遅いからだろうか。
手続きに時間がかかってるのか分からないけど
線虫でがん発見の技術もそうだけど、もっと素早く動ければいいのにね。

こういったニュースを聞くといつももったいない気がします。

それでもこの予防薬を韓国で販売してしっかり対策すれば
水際で止められて日本にとってもいいことじゃないかなと思います。

ちゃんとスプレーすればの話ですが。
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