東京工業大学(東工大)や東京大学(東大)、放射線医学総合研究所(放医研)などで構成される研究グループは6月10日、日帰りがん治療の実現に向けたナノマシン技術を開発したと発表した。
日帰りでがん治療を実現できるナノマシンってすごいな。
米粒にも字を書くおっさんじゃあるまいし
そんな目に見えないようなちっちゃい機械をどうやって作るんだろう。
自己増殖がどうのと書いてあったので俺が思ってる機械などではなく
プログラミングできるウイルスってことだろうか。
そんなことを思いながらニュースを読み進めていったら
リン酸カルシウムの表面にポリエチレングリコールやアスパラギン酸を組み合わせた
直径55nmのナノ結晶集合体(ナノマシン)を構築とあったので
ネジや歯車などの機械ではなく、特性を持ったやつらを組み合わせたものって感じか。
でも二本足で歩くナノマシンもいるなんて聞くし、画像のようなものをイメージしていたけど
もう俺の頭じゃ処理できないくらい意味不明。
単純に考えるとめっちゃ小さいのががん細胞のところまで行き攻撃するってことだと。
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今回の東大、東工大の研究によって
熱中性子線の照射によるがん組織のみのピンポイント治療の実現の可能性がでたらしく
5年後の実用化を目指しているんだとか。
5年後ってのは思った以上に早いですね。
これがいったいどのがん細胞まで有効で
どのくらいの効果が期待されてるのかはわかりませんが楽しみではあります。
ただ、ナノマシンには危険性も伴っているんだそう。
wiki情報ですが自己増殖型のナノマシンは
複製時のプログラム・エラーなどにより暴走した場合
増殖が止まらなくなる可能性もあるんだとか。
何そのドラえもんのバイバインで増やした栗まんじゅうみたいな問題は。
しかも増殖の限りを尽くすと数時間のうちに地球全体がナノマシンの塊である
グレイ・グー(謎の集合体)に変化してしまうとされていて
これらは悪用されれば従来の生物兵器よりも効果のある兵器となりうるらしい。
そういわれるととんでもないようなものに思えますね。
確かに暴走して最悪の事態になれば地球が簡単に滅びるで。
まあそれらを否定する科学者などもいて結局どうなるかはわからないそう。
それでもこのナノマシンを使ったテロも懸念されているらしく
犯行後、体外に排出するようプログラムされていたら
肉眼でも確認できないため完全犯罪も可能らしい。
癌と戦い人の命を救う事もあれば、逆に人を殺すことも出来てしまうマシンなんて恐ろし過ぎ。
東京大学大学院の片岡一則教授らの研究チームには
がん細胞だけを攻撃し消滅させるナノマシンの開発を頑張ってもらいたいです。
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