中国・湖北省を流れる長江で乗客乗員ら458人を乗せた客船「東方之星」が転覆した事故で、国営メディアは2日、船長と機関長が拘束されたと伝えた。これまでに13人が救出され、5人の遺体が収容されている。
458人を乗せた旅客船が竜巻に巻き込まれ沈没し
十数名が救出されましたがいまだ400人以上が行方不明の状態なんだそう。
旅客船はひっくり返った状態になっているようですが一説によると中から声が聞こえるらしく
多くの人が閉じ込められてるんじゃないかという事だそうです。
458人ってかなりの人数ですが中国政府はどう発表するんでしょうね。
中国は事故の人数を偽り35人以上は犠牲者が出てないことにするなんて聞きますが
今回のは偽りようがなさそうにも思えるけどどうなんだろう。
それでも数年前に起きた中国高速鉄道での事故者数も35人でしたし
証拠隠滅の為か、車体を生きた人もろとも埋めようとしたくらいなので
平気で偽ってきそうな気がしないでもない。
13億人と人口が多い分、上の方は命を軽く考えてそうですし。
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そしてこの事故で13名の方がすでに救出されているのですが
その中に船長と機関長がいるらしい。
これはまた怪しいですね。
韓国のセウォル号も船長らが乗客をほったらかして逃げたせいで
相当なバッシングを食らいましたが今回もその可能性があるとして当局が拘束しているよう。
もし本当だとしたら最低極まりないな。
偶然にも韓国セウォル号の沈没事故に似てしまった形ですが
これだけじゃなく船体にも同じような問題があったんじゃないかと言われているそうです。
セウォル号は日本の中古船を購入した後に客室を増設したり
貨物用ランプウェイを取り外すなどの改造が施されたせいで重心が高くなったうえ
過積載をしたためバランスを崩し転覆。
今回の東方之星は船底からデッキまでの高さが低く船上の構造物も高い上に
船のほとんどが客室に取られ船底が浅かったため
突風にあおられバランスを崩し転覆したと言われています。
もう安全性なんかどうでもよくて、とにかく稼ぐことを目的としていたんだなと思う。
日本では船舶安全法で船体の重心を低くすることで
傾いても元の姿勢に戻る「復原性」を一定程度保つよう義務付けているらしく
日本じゃ考えられない事故だとか。
東アジアの現状を見ると、改めて日本に生まれてよかったなと思います。
中国は軍拡して日本を含めた東南アジアにちょっかい出してる金や暇があるなら
こういったところをきちんとすればいいのにね。
まあ絶対にしないだろうけど。
親孝行の為に父親と母親へこの客船での旅行をプレゼントした青年が
お父さん、お母さん、私が間違っていた。旅行に行かせなかったらよかったと
閉まっている旅行会社の前で泣き崩れていたというのを聞いていたたまれなくなったわ。
閉じ込められてる人が早く助かることを祈ってます。
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