【Back to the Future】
高校生マーティの親友で科学者のドクがタイムマシンを発明し完成させる。
燃料のプルトニウムを調達するため過激派を騙したことで襲われドクは撃たれるも
マーティはタイムマシンに乗り込み過去へ飛ぶ。
そこで若い両親に出会ってしまい歴史が狂い始め
それを正すために奮闘するロバート・ゼメキス監督のSF映画。
この映画は何度かこのブログでも紹介しましたが
今まで見た映画の中で一番好きな作品です。
今年、２０１５年はBack to the FutureⅡの未来の世界という事もあって
久しぶりにシリーズを見てみましたがやはり面白いですね。
タイムマシンに乗って過去に行き、両親をくっつけるために奮闘するなんて楽し過ぎる。
現実世界じゃありえない、これぞ映画！って感じの作品です。
なんたってあのタイムマシンであるデロリアンがかっこいい。
タイムスリップを可能にした次元転移装置ことプラックスキャパシターがシュンシュン唸ってて
前に表示される年代表などよだれもん。
お金持ちだったらデロリアンを購入したいくらい好きだし
あのスケボーに乗って車の後ろにへばりついて移動するのは憧れたな～。
実際、これを見てスケボーを買ってもらいました。
- 1/24 ムービーメカシリーズNo.08 バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン パートI
![]()
- ￥2,808
- Amazon.co.jp
そんなバック・トゥ・ザ・フューチャーなのですが
VFXの登場前に作られた作品であるためCGは使われておらず
特殊撮影には光学合成が使われているんだそう。
あの時代にCG使わずにあれだけできれば凄いと思う。
過去へタイムスリップするところや雷に打たれて元の時代へ戻るときも
全然違和感なかったし素直に凄いと感心しました。
個人的に好きなのは１９８５年に帰るためのシミュレーションのシーンで
模型を作りおもちゃの車を走らせ電流を流すとうまくいくけど車体が燃えて落っこち
それを見守っていたら置いてあったものに火が燃え移り、アー！てなるところ。
字幕で見るとリアクションがめっちゃ薄いですが。
後、最後の雷落ちてタイムスリップするシーンは
エンジンがかからなかったり、電線が落ちたりしてドキドキし
ようやくセッティングし直せると思ったらコンセントが届かずビーンってなったりと
ハラハラするシーンがもう何とも言えないくらい好き。
それ以外にもマーティが着ていたダウンベストのファッションを救命胴衣だと勘違いしされたり
ヘビーだと言うと重さは関係ない、未来には重力に変化があるのかと言われ
１９８５年と１９５５年の文化の違いが見れるのも楽しいですね。
特に１９５５年では掃除夫をしていた黒人青年が立派な人物になってみせると言い
３０年後の１９８５年では本当に市長にっていたため
マーティの市長になるとの一言で市長を目指すようになるのとかいいね。
この辺の黒人の地位向上が見て取れるところもいい。
何よりびっくりなのはさらに３０年後の２０１５年の現実世界では
オバマが初の黒人大統領になってるってのもなんだかすごい話です。
１９５５年のドクに黒人が大統領になると言ったら
俳優から大統領になったレーガンを信じない様にそんなわけないだろうと怒るでしょうね。
１９８５年のだらしない母ロレインは女が男を追いかけるなんて！と言っていたけど
マーティに惚れちゃった若かりし頃の母ロレインはやたら積極的で
自分で誘ったり酒を飲み煙草も吸っていたりと、そのギャップもよかったし
１９８５年に帰って来て性格が真逆になってるのも面白かった。
何より若いロレインがいい女オーラが出過ぎてて最高。
クネクネ動いたり、車の中で屈んだ時のおっぱいと足なんて強烈にエロい。
子供の頃はあれに興奮してたわ。
父親のジョージも情けなかったのに最後はすっかり頼もしくなって。
あのビフを殴るシーンはイカしてたな～。
父を奮い立たせるため宇宙好きを利用しダースベイダーになって諭したのとか
スターウォーズを見た後にようやく気付きました。
- 【6月発売予定】バック・トゥ・ザ・フューチャー マーティー・マクフライ.
![]()
- ￥32,000
- 楽天
その他にも普通なら気づかないような細部にいたるまでしっかり作り込んでるんですよね。
冒頭の時計がたくさん並んでいる場面は
タイム・マシン 80万年後の世界へのオマージュであったり
ドクがマーティを呼び出したアーケードは「TWIN PINES MALL」だったけど
タイムスリップしたマーティがデロリアンで畑の松を一本轢き倒してしまい
タイム・パラドックスによってマーティが帰還した未来では
「LONE PINE MALL」となっているなど
wikiを見ないと気づかないような細かい設定があったりします。
BTTFストーリー関連 wiki
一番好きなエピソードはタイムスリップに必要な電力は１.２１ジゴワットのやつ。
これは共同脚本家のボブ・ゲイルのミスだそうで
本来"gigawatt"（ギガワット）と書くべきこの単語の綴りを
ボブは"jigowatt"だと信じ込んでおり、脚本にもそう書いてしまったんだとか。
でもそのジゴワットがギガワットより凄そうに聞こえるってのが面白いです。
そんな感じで息子のマーティーに惚れていたロレインを父ジョージに振り向かせ
めでたく元の時代に戻って一件落着。
かと思いきや、未来に行っていたドクが急いで戻ってきて
マーティを連れて未来へ行こうとするんだけど
１４０kmを出すには道が足らないと言ったマーティに道？未来に道などない。と言い
デロリアンが空を飛びタイムスリップするとか・・・
これ劇場で見たかったわ。
M-１のOPにも使われたテーマ曲のBack To The Futureはテンション上がるし
The Power Of LoveやJohnny B. Goode、Back In Timeなど音楽もすべてかっこいい。
マイケル・J・フォックスやクリストファーロイドなど役者も最高と
非の打ち所がない映画になってます。
今年は３０周年イヤーだからテレビでも放送されるかな。
DVDは字幕で見たけどずいぶん訳されてないところも多かったので
日本語で見るのがいいかもしれません。
BTTF最高！
- バック・トゥ・ザ・フューチャー 25thアニバーサリー Blu-ray BOX [Blu-ray]
![]()
- ￥8,500
- Amazon.co.jp
いつもポチがとうございます。
クリックして下さると１０ポイントが入り喜びます。
