B'z １９作目のオリジナルアルバム「EPIC DAY」が発売されたので
その感想を書いていこうかなと。
今回は初回限定版ではなく通常版を購入。
初回限定は初回限定という名のDVD抱き合わせ販売で
値段も通常版より３０００円くらい高かったためやめました。
LIVEも以前生中継したものと同じだし、何よりロングボックスの為めっちゃ長いってのが。
まあそれはいいとして感想を。
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０１.Las Vegas
ブラス隊が入ったリズム感のあるロックに仕上がってますね。
ラスベガスはアメリカ合衆国ネバダ州南部にある都市なのですが
その一攫千金のカジノがひしめく華やかな街に憧れを抱いてる男の歌でしょうか。
最初のフー！もそうだけどラスベガスのキラキラした風景が曲になったって感じですが
男は日本にいて思い描いた未来との違いにモヤモヤしていて
何かありそうな予感を捨てきれずに日々を過ごしているんでしょうね。
サビが夢で他が現実なのですがギャップが・・・
派手な曲なんだけど口先だけでなかなか行動に起こせない、そんなもの悲しさもあるで。
Ahaha
０２.有頂天
日本テレビ系土曜ドラマ「学校のカイダン」の主題歌なのですが
こちらはシングルの為、感想は下記感想記事へ。
B'z ニューシングル「有頂天」感想 特典のアナザージャケットはいまいち
０３.Exit To The Sun
NHK土曜ドラマ「ダークスーツ」主題歌なのですがめっちゃいいじゃん！
ドラマを見てこれいまいちグッとこないななんて思っていたのですが
出だしのバイオリンのきれいな音色から優しいギターフレーズ
そして稲葉さんの柔らかな声が最高だで。
やはり通して聴いてみないと分からないもんだわ。
Exit To The Sunは直訳すると太陽の出口ですが
ギラギラとした太陽ではなく、朝日のようなイメージだったんですね。
B'zの新曲「Exit To The Sun」がNHK土曜ドラマ『ダークスーツ』主題歌に決定
特にサビ最後のなあぁ～い、よおぉ～の所や
そこからがまた 新しい道の始まりになる～の感じが好きです。
０４.NO EXCUSE
スミノフアイスのTVCMソングなのですが出だしのベースのリズムがねがいに似てますね。
あのデッテッテは稲葉さんがマラカス持って下からせり出してきそうでした。
B'zの新曲「NO EXCUSE」がスミノフアイス TVCMソングに決定
そのベース音に被せて入ってきたギターがこれまたMayday!に似てて
でもその合わさった感じがめっちゃかっこいい！
というか、これってセッ○スの話ですよね？
本当はもっとうまいんだよ、もっとキミを悦ばせたいんだって
なんか久しぶりに稲葉さんの本領発揮の歌詞って感じがします。
でも、これからって時に調子が悪い、悔しいし、もう帰りたいや
もうちょいシゴいてみせるからとあるのでもしかしたら勃たないED的な話なのかも。
それかただ単純にへたくそ、もしくは彼女の方が性に貪欲とか。
NO EXCUSEは訳すと「言い訳しない」ですが
メロディー無視したセリフのもう１回やらせてくださいって歌詞が面白いわ。
もしかして冒頭のねがいに似たデッテッテはあそこが徐々に立ち始めているイメージ？
０５.アマリニモ
「H.I.S.」CMソングなのですが下記リンクにも書いたように
ピアノとギターがいい感じにマッチしていて春の風を感じるようなメロディが良かったです。
B’zの新曲「アマリニモ」がH.I.S.のCMソングに決定
サビもそうですが全体的に心地いいメロディーになってますよね。
それに歌詞もマッチしていて気に入らないところが１つもない。
曲を聴いてみたい人は上記リンクに動画がありますので是非。
０６.EPIC DAY
アルバムタイトル名の曲ですが疾走感あふれる王道ロックですね！
１００年に一度の恋が実るようなEPIC DAY！ってところがめっちゃかっこいいし
ギターソロもギュリギュリ鳴らした後、キーボードのソロが来て
そしてまたギターに戻りとテンションが上がります。
終わり方もかっこいいし、カラオケでめっちゃ歌いたい曲だわ。
ドラムもベースもかっこいいし、これはLIVEでも盛り上がるんじゃないでしょうか。
イントロを初めて聴いた時はディープパープルのBURNにイントロが似てるなと思いました。
これタモリのジャングルテレビのあれだ！って。
まあちょっとだけですけど。
０７.Classmate
メロディより歌詞がすっと入って、悲しさが凄い伝わってくる曲ですね。
転校してきた子に一目惚れしたけど
それがどのくらい好きなのか分からなくて悩んでる間に卒業してはなればななれになり
卒業後、いくつかの夏が過ぎた時に再開して思い切って告白したけどフラれてしまい
そんな悲しさ、寂しさを思い出している人の歌。
何が一番悲しいって再開して告白したけど困った顔でごめんねと謝られたところ。
こちらは何年たっても思い続けるくらい好きだったのに
彼女は何の気もなく、一方的な恋だったってのが胸を締め付けるわ。
あれから僕はどれだけ泣き笑い生きたのだろうってフレーズを見るに
フラれてから数十年経ち、別の人との結婚を経て子供が独立し
定年退職した辺りに思い出してるんだろうか。
年齢的にも稲葉さん自身の事なのかね。
このフレーズにその人の人生が詰まってる気がします。
今でも君の姿は美しく浮かぶってのが忘れられない初恋の人って感じがするし
またタイトルのクラスメイトってのが甘酸っぱさを感じられていいね。
彼女は覚えてすらいなさそうだけど・・・悲しいね。
０８.Black Coffee
どこか懐かしさを感じるメロディですね。
お互いの言い分があり、かみ合わない２人が別れるという歌ですが
クラスメイトの後に聴くと、主人公のその後の人生を歌ってるかのよう。
あれから僕はどれだけ泣き笑い生きたのだろうの中にこの出来事も入っていて
苦い思いもコーヒーと一緒に飲みほして前に進もうって感じがよかったね。
俺はコーヒー飲めないけど。
０９.君を気にしない日など
出会ったときに戻りたいなんてちっとも思わない
このまま先へ一緒に進んでおくれ
ここの歌詞好き。
素直になれずそっけないかもしれないけど手をつなぎたいのは僕の方とか
君を気にしない日などないとかどれだけ好きなんだよと。
ちょっと恥ずかしくなるくらい甘い感じ。
冒頭のおはようからおやすみまでって歌詞は花王かよと思ったけど
メロディもバイオリンがいい感じに入ってたし、ギターが柔らかくてよかった。
１０.Man Of The Match
訳すと最優秀選手なのですが面白い歌ですね。
考えるのを止めてから毎日が楽勝、プレッシャーもないというフレーズから
サビがコレデイイノダの繰り返し。
コレデイイノダはバカボン的発想ですね。
でも何も起こらないから結局は苦労は買ってでもって感じ。
メロディもよかった。
そんな感じで３年８ヵ月ぶりに出した１９枚目のオリジナルアルバムは
全体的にイイ仕上がりになっていました。
正直、CMやドラマで少し聴いただけではちょっと厳しいアルバムになるのかなと思ったけど
上にも書いたようにCMソングが思った以上によかったし
ファン以外の人にもお勧めできると思います。
今日からヘビロテだな。
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