がん細胞を狙い撃ちする分子標的薬の新しい有力候補となる化合物を見つけたと、米シカゴ大の中村祐輔教授の研究チームが２２日、米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン」に発表した。
これまたすごいものを発見しましたね。
がん細胞の増殖で重要な役割をする「TOPK」というたんぱく質の働きを妨げる化合物を探し出し
マウスを使って実験したところ、がん細胞が２５～２９日後に完全に死滅したんだそうです。
３０万種の中から探し当てて、実際に癌を死滅させるとか凄過ぎ。
以前、一時的にではありますが８８％の人のがん細胞を消滅させた技術や
がん細胞だけを破壊する治療器の開発、がん細胞だけを攻撃する抗体などありましたが
着実に癌の完全治癒へ向けて進んでいますね。
８８％の人が一時的にがん細胞全消失 新免疫療法で完全寛解 森田豊氏の癌治療最前線も
癌細胞だけを破壊する治療器を開発
がん細胞に現れるポドプラニンだけを攻撃する抗体を開発
化合物をそのまま投与すると白血球が減るなどの副作用があったらしいですが
化合物を脂質の膜で包む改良を加え、副作用を小さくすることにも成功してるいるそう。
ここ１年くらいのニュースでがん治療の明るいニュースが多くなってるけど
後、１０年もしたら治る病気になりそうな予感もします。
こういったニュースの中で日本人の名前が出てくるのも嬉しいですよね。
ぜひ癌を治る病気にしてもらいたいものです。
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