8回2死一塁の第4打席。二ゴロを捕球した上本が握り直して送球したために際どいタイミングとなったが、笠原一塁塁審の判定は「アウト」。セーフを確信していた阿部が詰め寄り、体に触れたことが「暴力行為」とみなされた。
どう見てもセーフでしょ。
これがアウトってんだから審判の質が悪すぎる。
日本のプロ野球はビデオ判定はあるものの本塁打限定なんですよね。
それですら色々あった末に導入という対応の遅さ。
アメリカメジャーリーグでは今年2014年からチャレンジ制度というものを導入して
条件こそありますが本塁打のみならずすべてのプレイでのビデオ判定をすることに。
この制度のおかげで何度も何度もビデオ判定を要求し
試合時間が長くなることが防げますし
チャレンジ成功した時の盛り上がりも凄く、逆に失敗すると荒れることなく納得できる。
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日本ではそれがないから監督が出てきて抗議→審判団を集めて協議→判定覆る→
ブーイング→相手チームの監督が出てきて抗議ともうめんどくさいことこの上ない。
それが何回も続いて試合時間が伸びるのであれば
このチャレンジ制度を導入してすっきりさせた方がいいわ。
試合のスピード感が失われると言われてますが
1回のチャレンジ失敗で権利を失うのだから慎重になるし
個人的には今の日本の制度よりはスピードアップしていいと思うんだけど。
実際、導入されたメジャーでも開幕から2週間で185試合が行なわれ
84個の判定がビデオで確認され、そのうち28のジャッジが覆されたらしいし
どれだけミスジャッジが多かったかが分かる。
開幕早々イチローの走塁がアウトになりチャレンジを行使
その後、ビデオ判定でチャレンジ成功しセーフになったことも。
記事冒頭のジャイアンツ阿部の例でこのチャレンジを行使していたら
間違いなくセーフですからね。
チャレンジ制度さえあれば、阿部の暴力行為もなかっただろうし
アウトになる事もなかった。
状況によっては試合内容に大きくかかわりますし日本も導入すべき。
チャレンジ制度やビデオ判定に否定的な人は審判も人間的なことを言うけど
審判は絶対ではなくミスはミスでちゃんと判定したほうがいいと思います。
日本でのネックはやはり設備投資の問題かね。
総工費10億円とも言われる「リプレイセンター」で各球場の映像を一括管理し
審判員と連絡を取り合って対象となるプレーを確認する上に
各球場にビデオ増設と莫大な費用が掛かるらしい。
ですがアメリカではビデオ判定中の数分間をCM枠として企業に売って元を取っているそう。
これなら日本も導入できるんじゃないでしょうか。
暴力はダメだけどセーフなのに抗議したものが退場させられ
誤審をした審判が何事もなかったようにジャッジするのは間違ってる。
ぜひチャレンジ制度を導入してほしいものです。
サッカーにもね。
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