患者の免疫系を利用してがん細胞を殺す「がん免疫療法」の新手法で、症状が一時的に全て消失する「完全寛解」状態が成人の白血病患者の88%に確認されたと、米研究チームが19日発表した。
また新たな治療法が発見されたんですね。
とは言え、症状が一時的に消失する完全寛解の状態とはいったいどんなんでしょう。
完全治癒ではなく完全寛解(かんぜんかんかい)だそうですが
再発の可能性はあるけど、今現在ある癌細胞は全て排除されますよってことでいいのかね。
免疫細胞であるT細胞に遺伝子操作を施して
がん細胞を死滅するまで攻撃するよう命令したら88%の人が完全寛解状態になったらしい。
他の米研究機関からも類似する寛解率が報告されているらしく
どうやら偶然ではないようです。
何より凄いのは試験開始前には全員が化学療法で効果が得られず死の間際にあったってこと。
それがこの治療法で一時的とはいえ癌を消失させ
寛解状態が最も長い人は約2年で、経過は今も良好だなんだそう。
凄いですね。
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前にダウンタウンの100秒博士アカデミーで最新のがん治療が紹介されてましたが
どんどん医学が進んでるって感じがします。
番組では森田豊氏が腹腔内温熱化学療法を紹介してたのですが
お腹を切り開き、抗がん剤を直接投与してジャブジャブと直に洗う事によって死滅させ
早期がんなら生存率100%で副作用も少ないとか。
他にも-185℃のガスが流れる冷凍針でがん細胞を凍結し死滅させるものや
痛みがなく麻酔も必要ない、がん細胞を自動追尾する放射線マシンなど非常に為になるなと。
15歳の少年がすい臓癌発見の画期的な方法を開発 たったの5分で費用は3円
癌細胞だけを破壊する治療器を開発
今回のキメラ抗原受容体発現T細胞療法と呼ばれるこの手法について
15年間研究してきたブレントジェンス氏は凄いな。
これからも研究を続けて前にも言ったように癌は治る病気になってほしいものです。
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